「子供を殺してください」という親たちを読んで
タイトルが胸にどしん、ときて最近電子コミックで読んでいる。
精神的な問題を抱えた子供が、自分達で手に負えなくなり
民間業者に助けを求めてくる親たちの話から始まる。
その親たちに共通することは理想の子ども像を強く持っていること。
ふと、自分はどうなのか考えさせられる。
元気であってほしい、みんなから愛されてほしい、英語ができてほしい、挨拶きちんとしてほしい、、、
こうであってほしいと頭の中で思い浮んだ。
このほかにも結構あった。知らぬ間に自分の理想を作っていたのかと思うとゾッとする。
そんな期待というか自分の理想が子どもにとって重圧となるのかもしれない、きっとなるんだろう。
今回印象に残っているのは、現場からの声の部分。
子供を持つということは究極の勝手だ、という一言がずしんときた。
子どもが生まれることは感動的であると同時に、
命を生み出したということ。
この著者は、創り出した、と表現していた。
ただ可愛いだけではなく、この世に生まれてきたからには生きていかなくてはならない。簡単なことではない。
どうやって生き抜いていくかを伝えていくのが親だということ。
いまの自分は何を伝えられているのだろう。
もしくはこれから何を伝えていくことが大切なのだろう。
この漫画を読んでから、考えては辞め、また考えてを繰り返していて、まだ答えを出ていない
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