杜仲(とちゅう)茶のダイエット効果をまとめてみた
突然ですが、私はいわゆる「メタボ」です。
妻が先日、
『メタボでズボラな夫がみるみる10kgやせました』
という本を突然購入し、一緒に読むという事件?が発生しました。
この本の中の「夫」さんは、まさに私。
結婚してから20kg以上の増量。
色々ダイエットを試みるが数か月で挫折。
いや~、共感するばかりの本でした。
この中で、本当にできそうだな、と思ったのが、本題にも書かれている
「杜仲(とちゅう)茶」を飲むというダイエットです。
なんと、杜仲茶を飲むだけで1時間のウォーキングと同じカロリー消費があるとか!?
これがいかほど効果があるのか、本の中にも書かれているのですが、自分でも興味を持ったので調べてみました。
もし同じ境遇の方がいらっしゃったらご参考にして頂ければと思います。
1.杜仲茶とは?
杜仲茶は、その名の通り、杜仲の木の葉っぱを煎じて飲むお茶です。
効能は以下の通りですが「すっきりとした苦み」と「すこし濃厚な後味」というのでしょうか。
『メタボでズボラな夫がみるみる10kgやせました』の本にも書かれているように、「コーヒー代わり」に飲むことができます。
ノンカフェインなので、身体にも良いです!
2.杜仲茶の有効成分
杜仲茶の何が、ダイエット効果をもたらすのか、調べると、
以下の
(1)ゲニポシド酸
(2)アスペシルド
の2つの成分が有効だということがわかりました。
3.ゲニポシド酸
まず、ゲニポシド酸です。
この成分が、杜仲茶にしか含まれていない成分とのことです。
実際、どんな効果があるか、というのが以下です。
専門用語で難しいのですが、言い換えると
「血管を柔らかくして、血圧を下げる」
というもののようです。(妻の専門分野らしく、聞きました。)
血圧上昇のメカニズムは、以下のドクターハッシーさんの解説が非常にわかりやすいです。
脂質と塩分は血管を攻撃し、血管が固く、狭くなることで血圧が高くなりやすい、というのが私の理解です。
なので、脂質、塩分のとりすぎは、動脈硬化を起こし、最悪の場合、心筋梗塞や脳卒中を引き起こし、死に至るということです。
このことを前提にいれると、杜仲茶にしか含まれていないゲニポシド酸の効能というには、脂質・塩分を抑えるのとはまた別の効能があるということがわかりました。
3.アスペシルド
次にアスペルシルドについてです。
効能は以下の通りですが、杜仲茶特有の成分であるゲニポシド酸に目が行きがちですが、実はアスペルシルドが体脂肪燃焼効果のある成分です。
アスペルシルドは杜仲茶特有ではなく、マイタケや大麦にも含まれているようです。
飲んですぐに「1時間のウォーキング」効果があるわけでなく、2か月以上飲み続けてようやく発揮される効果のようです。
これは2か月頑張って続けるしかないですね。
4.副作用
副作用について調べてみましたところ、過剰摂取症のようなものはあまりなさそうです。
ノンカフェインですし、安心して、夜寝る前でも飲むことができます。
ダイエットは簡単ではないですが、試行錯誤するのも面白いものだな、と思いますし、今回のように、調べてみると血圧の仕組みなども勉強になりましたので、今後も学びを深めていきたいと思います。
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