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海外ドラマ「バビロン・ベルリン」Season2 黒い国防軍と金塊の行方
原題 Babylon Berlin
製作国 ドイツ
製作年 2017
原作 フォルカー・クッチャー
キャスト フォルカー・ブルッフ、リヴ・リサ・フリース他
評価(10段階): ★★★★★☆☆☆☆☆
あらすじ
ベンダの任命により殺人課に加わったラート。赤の砦のメンバー15人の遺体が発見された事件の捜査を始めるが…
ソ連側の政治問題、そしてドイツ側の政治問題を両方描きながらも分かりやすくまとまっていて、きちんと結末まで持っていったという印象。
シャルロッテが活躍し始めて嬉しい。
(以下ネタバレ含む)
前作で別れを告げた兄の妻のヘルガが登場し、あっさり一緒に暮らし始める。なぜだかこのヘルガというキャラクターが好きになれなかった。ゲレオンとの関係を一気に進めようという感じが気にかかったのかも。そして最後にニッセンと会っていたのが気になる。
それに加えて、イェニケが殺されてしまったのが残念。このドラマ中では数少ない、描かれる範囲内においては内面まで綺麗な人物だったのに…
結局、黒い国防軍は誰がリーダーだったのか。イェニケはじめ、汚い仕事を一手に行っていたヴォルターではないだろう。
メンバーの規模と行動の大きさから、この先も暗躍していくのだろう。
過激な共産主義と、黒い国防軍のような存在。ワイマール共和国がいかに脆いものであったか感じさせられた。
ゾロキナのパフォーマンスと歌声が魅力的。
彼女の正体と、金塊の中身は結局は石炭だったというのも観ていて納得させられる結末だったと思う。