スピリチュアルを批判する
聞こえの良い言葉に触れて高揚して悩みが解消したように感じる。本当はこうなんだとか、本当の自分はこう思ってるとか、どことなく真理的なことを感じて自分が許されたような感覚になる。
それ自体はよい。
しかしなぜ、大事なお金をたくさん使う必要があるのか。そのお金があれば、欲しいものは買えるし、家族に友人に子供にプレゼントできるじゃないか。
スピリチュアルカウンセラーを自称する輩はお金が大好きだ。一人残らずお金のためにやってる。
お金のためにやるのはあたりまえ、と思われるかもしれないが、それは違う。
普通カウンセリングで金儲けはしない。
種々のカウンセラーにもお金大好きはいる。
だが、カウンセリングという仕事で金儲けはしない。誰もが的確な給与または報酬だけで仕事受け力を尽くしている。
金儲けは他のことで行う。
カウンセラーという肩書を使ったり、その知識を使ったり、はたまた畑違いのことでもやるだろう。
考えれば当たり前のことだ。
スピリチュアルカウンセラーだけが、スピリチュアルと自称するものだけがカウンセリングで法外な報酬を受ける。
これは法外なので詐欺だ。
しかし、スピリチュアルだから、形にならないことだから詐欺として立証し難く、仮に裁判になって勝てたとしても一般人の被害額では弁護士費用の方が高くつく。
あいつらは、それをわかってる。
詐欺師は狡猾だ。
ハリソンをみてみろ、頭が良い。
モリアーティ教授は現実に存在する。
悩みの解消に多額のお金を使う必要はない。
家族の問題、子供の問題、夫婦の関係、親との確執、悩んでて当たり前だ。
みんな同じだ。
すべてを解消するなんて無理だ。
というより、解消する必要はないし、できない。
我々はすべての問題に程よく触れながら距離を置き死ぬまでなあなあで過ごしていく。
これでいい、これが人生だ。
わたしたちは超仲良し、喧嘩なんかしない、超ラブな関係、そんなものを求めるな。
いつまで子供でいるつもりだ。
悩め、大いに悩め、そして矮小化しろ。
解消させようとするな。
自分を認めるなら、苦悩する自分を許せ。
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