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Luke Combsというカントリーシンガー

(愛嬌あるポチャっとした見た目と蓄えたヒゲが人気だそうです)

米大統領選に揺れている今週のビルボードチャート、初登場で1位を飾ったのはアリアナ・グランデの新曲『Positions』でした。


アリアナ自身が女性大統領を演じているミュージックビデオが話題ですが、、、歌詞は「あなたのために(ベッドで)ポジション変えるわよ。尽くすわよ。」と…まぁまぁエロい。

そして今週の全米チャートで同じく初登場ながら、あと一つ順位が及ばなかったのが、カントリーシンガーLuke Combs(ルーク・コムズ)の『Forever After All』でした。(カントリー部門では1位を獲得)。

1990年、米・ノースカロライナ州アシュヴィル出身のソングライター。本名はルーク・アルバート・コムズ。8歳の頃から人前で歌い始め高校の頃には音楽の殿堂カーネギーホールでの演奏を経験しています。

ルーク・ブライアンや、ティム・マグロウに憧れてカントリー歌手を目指し、カントリーミュージックの聖地テネシー州ナッシュヴィルへ移り住み、プロの道へ…

テイラー・スウィフトやルーク・コムズなどのミレニアル世代(1981-1995年生)にとっての「リアルなカントリーシーン」はココなのかと実感します。

チャイルディッシュ・ガンビーノがアメリカの黒人が晒されている現状を訴えた『This is America』に揺れた第61回グラミー賞では最優秀新人賞にノミネートされていました。

そんな彼の最新アルバム『What You See Ain't Always What You Get』のデラックスエディションが10月23日にリリースになりました。(オリジナル盤は昨年リリース)

前置きが長くなりましたが、そのアルバム(デラックスエディション)に収録されている曲『Forever After All』がめっちゃ良いんです。

「多くのモノは時間と共に朽ちて、いつまでも続かない。」と歌いながら恋人との何気無い日々は永遠すら感じられると語るロマンチックなナンバー。

わかりやすく歌いあげるサビに曲のタイトルをしっかり置いてくるビーイング的手法(B'z, ZARD, WANDSなどなど)は日本人にも受けると思うんだけどなぁ。

「ビール、トラック、ブルーのジーンズ」が歌詞に出てくるカントリー王道感も好きです。

アルバムも合わせて聴いてみてください。


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