大学院で鬱になり中退した話④
発表後は、人に会うのも嫌になり研究室に行くのは夜に行くことが多くなりました。そして毎週のミーティングの参加も減っていきました。
そして一度投げて諦めてしまった研究は、全く進まず時間だけが進んでいきました。
12月になり年内最後のミーティングを休みました。この頃には辞めるつもりでいつ言い出すかだけ考えていました。
年末年始、実家帰省中に、親に中退する旨を正直に全て話しました。夏頃から限界だと言っていたため渋々認めて貰いました。
そして1月中旬頃に内定先に話をし、面談の上、大卒扱いでそのまま入社できることとなりました。
そして順番はめちゃくちゃですが、最後に教授に話をしに行きました。教授と話すのは本当に嫌でしたが、ミーティングも休んでおり見放されていたのでしょう。意外とすんなり話が通りました。
こうして私は修論提出2週間前に大学院を中退することとなりました。