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【詩#28】花になる

もしも僕がいなくなっても
君はずっと笑っていてね
きっとずっと歩き続けて

だけど僕がいなくなったら
もう一生ひとりでいいなんて
君は言ってしまうんだろう

君が俯いたその時は
その地から強く見つめ返すよ

暖かい君の足元に
何時でも花咲かせるから


もしも君がいなくなっても
綿毛になって追いかけるよ
他の誰でもない  君の元まで

優しく愛でる日も
踏みつけちゃう日もあるかもね

それでも僕は大丈夫
君にもらった強さは最強


だからどうか安心して
前を向いて歩いてね
どんなときも傍にいる

そして君が僕を忘れた頃
君の心に根を生やす
君だけの花になる