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放置してきた生理の異常【量の多さ】

かなり話は遡りますが…
2011年3月の東日本大震災後に知った「月経カップ」
まだあの頃はAmazonなども無く(あったっけ?)アメリカから「Divacup」を個人輸入して、使い始めました。結局、トータル丸11年、1つのカップを使い続けたことになりました。ずいぶん経済的でした。

今でこそ、だいぶ知られるようになった月経カップですが、その当時はまだ使っている人も周りにおらず、こんな快適なものがあるよ~とみんなに紹介したりもしていました。

その月経カップを使っていたが故に、毎月の経血量を量ることができました。毎月の快適さだけでなく、こういう形で役に立ってくれるとは、予想していませんでした。

経血量の多さが気になり始めたのは2021年に入った頃だっただろうか…
スマホのメモ機能で、記録を始めた最初は
2021年6月「多い、重い」
2021年7月「少ない、軽い」

7月は明確に覚えている。
3時間近いミュージカルを観劇に行く日が、ちょうど多い日に重なってしまったので、夜用ナプキン+頭痛予防の鎮痛剤+眠くならないように眠気覚ましドリンク…という完ぺき体制で挑んだものの、大したことなくてホッとした。

多いの、治ったのかな~という期待も虚しく…。
8月からはカップの目盛りを読んで、量をメモるようにした。メモり忘れがあったり、なかったり、正確な数字ではないけれど、月によって150ccぐらいの少ない時もあれば、250~300㏄の月が多い。

そもそも、正常な経血量は、ネットで検索すると「20~140cc」と出てくる。私にとって「少ない」150ccは、すでにまったく少なくなかった。

2022年に入ると、300ccを超える月が増える。
確実に増えている。量れるし、メモっていたし、明らかに増えているのは自覚していた。

2022年5月は、ついに488ccを記録。ほぼ3日間で450cc以上が「出て」いる。すでに手術を受ける方向で動き始めていて、ホルモン剤の服用をスタートした月だったので、最後になる予定の生理。最後だと思うと感慨深いものがあったけれど…

初めて限界を感じました。
手術が決まっていてよかった…とも思いました。

もし、手術を受けることが決まっていなくて、この量が出ていたら…、この大流出がまだまだ続くかと思うと、激痛の夜がなくても、さすがに病院行ってたかも。

量の多さって、月経カップでも使っていなければ、あんまり計測も比較もしにくい部分ですが、短時間でナプキンが満タンになってしまう状態は「多い」かと思います。使用後のナプキンをキッチンスケールなどで計量してみても、おおよその量は把握できるかと思います。

気になる場合は、勇気を出して病院へ行ってみてくださいね。後回し後回しにしていた私が言うのもなんですが…

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