傲慢と善良
久しぶりに自分の顔をぶたれた気のする本を読みました。
結論的にに刺さったのは
相手に勝手に期待して相手に点数を付けてない?
というところです。
内容は婚活中の主人公のお話ですが、人間関係に対する心の奥深くで無意識に感じている事を言語化されていた本でした。
人間関係とは友人関係や会社、恋人など様々あります。
どこか他人に期待して点数を付けてしまってる人もいると思います、
無意識的にこれを期待してたのにちょっとちがう。。
という事がしばしば多いのも事実です、
そこが人間の傲慢さ、が出ています、なんとも思っていなくとも自分の事を棚にあげて他人の欠点や気になるところを査定しているっていうところです。
逆に善良とは?
というところですが、人の優しさでもあると思います。
でも優しさの中にも有難迷惑というのもあります。
良かれと思っていても他人からはお節介という事もあります。
この本の中では善良の部分が親の過保護というところもあります、
親が子供の決断の時に子に決断させてあげる事をさせずにずーっと親が決めていたという事です。
そのせいで子は自分で決めるはずの重大な決断さえも親に頼ってしまうというなんとも親を責めずらいという描写があります。
親は子供の為とおもっていますが、それが子供の決断を鈍らしてしまうという事です。
つまりお節介に近いですよね、、
こうした人間関係の良くない部分がリアルに鮮明に描写されていてとても面白かったです、
無意識化での出来事を具体的に書かれるとこうも人間は傲慢なのか、、と感じました
僕は人のどす黒い部分が書かれた本が好きなのでよく読みますが
まだそういう本には手を出せていないという方は少し読んでみてはいかがでしょうか。
ひねくれてるとかはなりません。ただ人の感情は無数にあってその中でいかに調和をし、人に期待をせずにどうやって人間のどす黒い部分と付き合っていくかというのがとても大事だと考えてます。
簡単になりましたが、「善良と傲慢」おススメです。
人間の無意識化での出来事に関するお話でした。