本業は何ですか?と、よく聞かれるので
Written by 山下裕矢
僕はミュージシャンと並行して、他の仕事もやっている。
演奏、レッスン、制作、ここまではまぁミュージシャンの仕事として、ふんどし屋として自分でブランドを立ち上げて、クラフトイベントやオンラインショップで販売している。
そんな全く畑違いのことをやっていれば、タイトルのように聞かれて当然だとは思うが、僕はいつもこう答える。
「本業も副業もありません」
理由は、その時々で稼げる額も、注ぐ熱量も違うから。
これは高知県特有かもしれないが、冬から春にかけてはよさこいチームからの楽曲制作の依頼が集中する。僕の場合は1年のうちの3~4ヶ月で5曲ほどなので大したことはないが、他人のイメージを形のない音楽というものにする作業を楽しんでやるのはけっこう大変なので、これくらいが手一杯である。
そして、寒い時季はふんどしを売りに行くイベントが少ない。さらに冬休みや春休みなど、音楽の授業をしに行っている学校の休みが多いのもあって、冬から春は頭の中が一足もふた足も早く真夏仕様(高知のよさこい祭りは8月)で、ほぼ制作にかかりっきりとなる。
他の時期はというと、春から初夏と秋は野外イベントが多く、毎週末、どこかのイベントて演奏かふんどしを売るかしている。
夏はよさこい本番、それが終われば恒例の海外への音楽旅。
あー、キューバ楽しみだ!!
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