【アートな散歩#5】minä perhonen museum
三重県にある大型施設VISONの2つ目のミュージアムは、
minä perhonen museum @三重 VISON
小さなミュージアムという響きがなんとも癒されます。
デザイナー皆川明さんが1995年に始めたブランド。
今や日本を代表するブランドの一つでしょう。
皆川さんが描いた手描きの模様が、一つのテキスタイルとなり、生地になり、製品になる。
そんなどこをとってもかわいいが詰まっているものづくりの過程が順をおって展示されています。
ミナはやっぱり森や鳥モチーフが多い。
VISONの周りはなにもなく、山に囲まれ、なんなら山の傾斜にホテルがある。一泊したので次の日の朝は鳥のさえずりで目が覚めました。
ミナのテキスタイルはそんな自然に囲まれたVISONにとってもよく合う。この場所にミナのミュージアムを作られたのも納得です。
最後、扉を出た先にはショップがあり溢れるアイテムたちが迎えてくれます。
この扉ががまた小さくて。
minä perhonenの世界をちょこっと覗いたような、秘密の部屋に迷い込んだあとのような、そんなミュージアムでした。
「せめて100年はつづくブランド」
皆川明さんがブランド創設時に書かれた言葉。
「老舗」といわれるには100年続いていることが一つの目安らしい。
といっても、はっきりした基準はないので老舗っていうからには100年ぐらい続いてへんとねぇ。って感じだろうか。老舗で溢れた京都人がいかにもいいそう。
今あるものづくりの現場は100年後どうなっているんだろう。想像もできない。
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