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ドジャースの大谷翔平投手とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手はともに歴史的なシーズンを送っている。

■ジャッジ「自身2度目のシーズン60本塁打」は史上初?

ジャッジは22日(日本時間23日)に直近7戦6発で、3試合連発となる48号ソロを放ち、今季60.8本ペースと、自身2度目の60本塁打を射程圏内に捉えた。

ジャッジは2022年に62本塁打を放ち、長打率.686をマーク。今季の成績は打率.334、48本塁打、118打点、長打率.726、OPS1.191となっている。

記事では、米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者のX(旧ツイッター)での投稿を引用し、「彼の長打率.722(※前日時点)は、1957年以降、ステロイド使用の疑いのない選手としては最高の数字」だとし、「もし自身2度目のシーズン60本塁打を達成すれば、史上3人目の選手となる。他の2人、マーク・マグワイアとサミー・ソーサはステロイド使用との関連が指摘されている」と、筋肉増強剤の疑いのない選手では史上初の記録だと驚異の打撃を讃えた。

■史上初の50-50も、「オオタニならできる」

一方、大谷については、「並外れた打撃力、パワー、投球力に加え、ショウヘイ・オオタニには過小評価されているもう一つの武器、スピードがある」とし、今季すでに39盗塁を決めた“俊足”を評価。

大谷は21日(日本時間22日)の試合終了時で打率.291、39本塁打、88打点、OPS.988をマークし、史上6人目の「40本塁打&40盗塁」達成まで、あと1本塁打、1盗塁に迫った。

さらにミラー記者は「オオタニにはまだ、さらに稀少な50-50を達成するチャンスがある」とし、「確かに、34試合であと11本塁打と11盗塁を記録しなければならないが、現在の彼のペースなら、その目標を達成する見込みは十分にある。野球史上、誰もそれを達成したことはない。オオタニならできる」と期待を寄せた。

2人の活躍に対しては、「今季の1試合当たりの得点数は、昨季と比べてほぼ半分に減少している」と、投手陣がこれまで以上に優れているという背景にも触れ、「それでも、オオタニとジャッジは、なぜ野球史上最高の選手なのかを示し続けている。驚くべきパワー、継続力、スピード、そして向上心。2024年にはそれが実を結ぶ。おそらく歴史的に見てもそうなるはずだ」と展望した。

MVPの最有力候補とも目される両選手。レギュラーシーズンも残りひと月ほどになるが、記録をどこまで伸ばすことができるのか。引き続き注目だ。

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出典 SPREAD


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