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【質問箱まとめ】離乳食のピーナッツについて

質問箱に寄せられた相談をまとめています。
この記事には『離乳食のピーナッツについて』に関するご相談をまとめています。
実際に回答した時から回答内容が変わっている場合がありますがご了承下さい。

●7ヶ月、どのくらい食べられるようになれば良い?

こんばんは!ピーナッツを試されていらっしゃるのですね。
どの程度食べられると良いか、ということですが、
「どの程度食べられれば、アレルギーは疑わなくて良いのか」
と質問を読みかえます。聞きたいことがそういうことでない場合はご指摘ください・・・!

これは明確にお答えすることは難しいのです。
ピーナッツは調理によってアレルゲン性が変わりそうだと言われているため、ピーナッツバター以外のピーナッツを摂取した時に反応が出る場合も否定できないからです。(ローストしたピーナッツではアレルゲン性が高まることがわかっています。)

なので、どれくらい食べられたらバッチリOKかということは
明確にお示しはできないのですが、
ご家庭で普段食べられる形態の物や量として摂取できるレベルであれば
普段の食生活で困ることはないのかなと思います。
すでに試されて問題なさそうであれば、取り入れたい方法で
離乳食に取り入れていただいて問題ないのではと思います(^^)

●ピーナッツのペーストを検討している

炊飯器離乳食、参考にしてくださりありがとうございます!

日本では卵について、海外ではピーナッツについての情報があるという違いは、日本と海外の食習慣の違いから生じています。

日本の食生活において卵はほとんどの家庭で日常的に使用される食材です。一方日本においてピーナッツを日常的に食べるという家はそれほど多くないと思われます。
これとは逆に、海外においてはピーナッツを日常的に摂取する習慣があります。
卵やピーナッツのアレルギーについては生活環境中にそのアレルゲン物質があることと、そのアレルゲンを摂取するタイミングなどがアレルギー発症に影響があるということがわかってきています。
(摂取を遅らせても発症のリスクは低減しない、ということがわかってきています。)
そのため、ご家庭の食習慣としてピーナッツを食べる習慣があるかないかを思い返してみていただき、ある場合は卵同様に進める方が良いと考えられます。

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奥野由✴︎管理栄養士・母子栄養指導士
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