【minna gohan】生じゃない生ハム巻き

生ものが食べたい

会社員の時、妊娠した先輩が会食の時に生ものを避けていて、ちょっと神経質過ぎるのではと思ったりした私。
いざ自身が妊娠してみると、本当に生ものには注意しようと言われて、あの時神経質だなんて思った自分を恥じました。

妊婦が食中毒にかかると、原因菌によっては胎児に影響することもあり(※1)、特に生ものは避ける方が無難。お刺身、生ハム、輸入のナチュラルチーズなど、お酒がダメならせめて、と食べたいツマミを挙げてもことごとくダメなのです。

生もの食べたい、多くの妊婦の願望のはず。

生ハムは生じゃなくてもおいしい

生ものはおすすめできませんが、しっかり加熱すれば問題なく食べられます。

生ハムは生だからおいしいものだと思っていましたが、実は生じゃなくてもおいしいのです。塩漬けのお肉は欧州では加熱して用いられることがほとんどではないでしょうか。塩蔵の特徴で水分が少なく、旨味がぎゅっと濃縮していてアクセントになります。

レシピ：生じゃない生ハム巻き

レシピ、と書くほどのものでもない料理ですが、一応レシピです。

＜材料＞
・生ハム
・カット野菜（レタスや大根サラダがおすすめ）
・オリーブ油
・黒胡椒

＜作り方＞
①カット野菜を生ハムで巻く
②電子レンジ600W30秒〜1分加熱する
③オリーブ油と黒胡椒をかける

今回はセブンイレブンで買った生ハムとカットサラダで作りました。サクッと作れてしまいますがおもてなし感もあるのでおすすめです。

生ハムの塩と旨味で味付けなしで十分おいしく食べられます。

実はこのレシピ、電子レンジの特性である「食塩があると内部まで加熱されにくい（※2）」を利用したつもりです。サラダのようなパリッと感、野菜が温まらず、かつ生ハムには火を通すというレシピです。電子レンジでの加熱時間は機器や加熱する量によって増減しますので様子を見ながら加減してくださいね。

（※１）厚生労働省：「これからママになるあなたへ」https://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/06.html

（※２）温子肥後. 「電子レンジの加熱特性」. 調理科学 21, no. 1 (1988年): 35–42. 

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