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英会話の9割は2800単語でカバーできる、日常会話はこれでOK

◆こんな悩みありませんか◆
「日常英会話で使われている単語が知りたい」
「単語の数 どのくらい覚えれば、日常英会話に支障がでないのか」
「最低限の単語だけで日常英会話をしたい」


そんな悩みにお応えします。


驚くべき事実がわかりました。
なんと2800単語を覚えるだけで、日常英会話ペラペラの道がスタートすることができます。英語の苦手な方でも、こんなにうれしいお知らせが 今まであったでしょうか。その方法をご案内します。

POINT
◆ 日常会話の9割は2800単語でカバーできる。
◆ その単語はNEW GENERAL SERVICE LISTからダウンロードできる。
◆ 単語を覚えるコツは声に出して覚える。



NGSL(NEW GENERAL SERVICE LIST)

● NGSL公式サイト: http://www.newgeneralservicelist.org/
● NGSL Quizlet: https://quizlet.com/class/821915/
● NGSLアプリ(iOS): NGSL Builder 日本語版
● NGSLアプリ(Android): NGSL Builder 日本語版



【 目 次 】
01.日常英会話の9割は2800単語だけでできている
02.学習用アプリ
03.音声チャレンジ
04.単語を覚えるコツ
05.最短でペラペラになる練習法「シャドーイング」
06.フォニックスで正しい発音を学ぶ




01.日常英会話の9割は2800単語だけでできている


NEW GENERAL SERVICE LIST (NGSL)は、2013年にチャールズ・ブラウン博士とブレント・カリガン博士とジョセフ・フィリップスによって発表された2801単語の基礎単語リストです。このリストは、大学の研究チームが英語の新聞や本、雑誌などで使用されている英単語を分析したところ、その92%がよく使われる2800語の英単語によって構成されていたという調査結果にもとづいています。日常英会話で使われている単語はこの2800語で英語のコミュニケーションの9割がカバーできる。その内容は、NEW GENERAL SERVICE LIST として公開されています。また、単語集はエクセルシートで手に入れられます。覚えておくべき基礎英単語帳として活用しましょう。

参考)
NSGLを作成するにあたり、コーパスというデータベースを使っています。書籍・新聞・雑誌・映画・テレビなどさまざまなメディアで使われている言葉を集めているデータベースです。

リストのダウンロード
NEW GENERAL SERVICE LIST


【ダウンロード方法】
1)アルファベット順
2)ランキング順、日本語訳付き

それぞれ以下参照してください。


(1)アルファベット順


こんな感じでダウンロードできます。


2)ランキング順、日本語訳付き




こんな感じでダウンロード


● 2800単語はすでに習得済(中学校:1200単語 + 高校:1800単語)
● 忘れている単語だけを学習する
● 簡単な単語を使って会話をする



2800語と言っても使用頻度の高い、よく知っている単語も含まれています。

the
be
and
of
to
a
in
have
it
you
など


これらの単語はすでに覚えていますので、忘れてしまっている単語だけ学習すれば問題ありません。負担感はグーンと減ります。僕らはすでに中学校で英単語は1,200語、高校では1,800語を学んでおり、合計3,000語は習得済です。復習をかねてもう一度おさらい程度に学習すれば十分ことが足ります。必死になって覚える必要がない。

目的は日常英会話ができるようになることなので、難しい単語やあまり使わない単語を受験勉強のように覚える必要がありません。英語の日常会話で使われている単語は、NGSLによると2800単語です。英会話で学習する単語は、気軽な気持ちで知っている単語からスタートしましょう。



【品詞別に分類すると】
2800語を品詞別の単語数
名詞….1419語
動詞…… 611語
形容詞… 457語
副詞…… 195語
前置詞…. 46語



【目的別単語リスト NSGL(2,800) + XXXX】
NEW GENERAL SERVICE LIST では2,800単語の他に目的別に学ぶべき単語リストが掲載されている。NSGL(2,800語)に以下の単語を追加して覚える必要がある。


NAWL: 学術的単語リスト・・・960語

TSL: TOEIC単語リスト・・・1,200語

BSL: ビジネス単語リスト・・・1,700語




02.学習用アプリ


学習用アプリ NGSL Builder 日本語版 が用意されています。

下記の手順にしたがってアプリをインストールします。





▼アンドロイド版
NGSLアプリ(Android): NGSL Builder 日本語版



03.音声チャレンジ


下記は音声で練習できるWebサイトです。

https://quizlet.com/class/1040500/


① Quizlet というNGSL練習用Webサイト



② NGSL1.01 by Frequency 1-100 をクリック

1-100番の単語を練習します。


③ 音声チャレンジをクリック



④ スピーカーアイコンをクリックすると音声が流れます。

聞いたとおりに入力します。

正解か不正解が表示されます。

不正解の場合はどこが悪かったか音声で指導してくれます。



⑤ 進捗のチェックポイント



04.単語を覚えるコツ


  • 声に出す

  • よく使う

  • 忘れてもOK

  • 紙に書いて覚えない


英語を最短で話せるコツは、ズバリ単語を覚えること。その単語が2800語で済みます。そして、単語の覚えるコツは声に出して覚える。日常会話を目的にしていますので、声に出して繰り返し覚えます。声を出すことで記憶に残ります。気軽にムリなく始めること。英会話の基本は話すことです。英語の日常会話は単語です。これさえ覚えれば何とかなります。

たまにしか使わない単語は、忘れてもかまいません。そのとき、もう一度覚え直せば問題ありません。繰り返し行うことで記憶に残ります。まず最初はよく使う単語で会話をします。大事なことはその単語を使うこと。人は使わないと忘れるように出来ています。使わなければ忘れてしまいます。どんどん使って会話をすると、あるとき問題なく日常会話ができるようになります。英会話で必要とする単語は、多くありません。学習する単語はきわめて少ないので、毎日続けるようにする。


2,3回学習すえれば覚える、と思ってはいけない。何度も繰り返さないと記憶に残ることはない。英会話ができないと思っている人は、圧倒的に練習量が足りない。覚えて忘れて、また覚える、しかし忘れる。また覚える・・・といったように何度も繰り返します。

絵やイラストなど視覚で覚えると記憶に残りやすい。頭の中でイメージ化されると、その単語がすぐに思い出すことができる。これはおススメの方法です。


【エビングハウスの忘却曲線】
人が何かを学んだとき、どれだけ記憶に残っているか。

エビングハウスの忘却曲線によると

  • 20分後には 42%忘れる

  • 1時間後には 56%忘れる

  • 9時間後には 64%忘れる

  • 1日後には 67%忘れる

  • 2日後には 72%忘れる

  • 6日後には 75%忘れる

  • 30日後には 79%忘れる


【英語環境をつくる】

手軽な練習方法「ひとりごと」

覚えた単語も繰り返し使わないと忘れてしまうものなのです。おすすめは「ひとりごと」です。バス停でバスを待っているとき、買い物のとき、散歩しながら「ひとりごと」で話す。周りの人から見ると変な人に思われてしまうかもしれませんね。しかし、毎日5分でも10分でも声に出すと覚えます。ひとりごとは、英語をマスターするのに最適な練習方法です。覚えたことをひとりごとで、何度も繰り返し練習します。軽い気持ちでちょっと時間が空いたときに、ひとりごとをする。短い時間でも、意外と合計すると1日1時間くらい練習しているもんです。


身の回りを英語環境にする

日常英会話は、ふだんから自然なかたちで行うのが基本です。頭を英語モードにします。音楽も洋楽、映画も英語で、スマホも英語モードにする、SNSも英語で投稿する、日記も英語で書く・・・というように身の回りを英語環境にします。英語で聞いて、英語で考え、英語で話すようにします。英語脳にすることで、スムーズに会話ができるようになります。英語で聞いて、英語で話て、英語の文字を見る。日常的に英語にすることで、単語をお覚えてしまいます。単語が知らなければ、当然ですが話すことができない。日常的に英語に触れることで、話すようになります。

英語で誰かと話す習慣をつける。これがメチャクチャ大事です。英語を覚えても、使わないと上手くなりません。英語を使って誰かと話す習慣を身につけていれば、自然と話せるようになります。


【英単語帳の罠】
本屋さん行くと数多くの種類の英単語帳が並んでいます。これらの英単語を、すべて覚えないといけないかのように書かれています。しかし、実際にはすべて覚える必要がない。また、あまりにも覚えなければいけない単語の数が多すぎる。ほとんど使わない単語も書かれている。単語帳に振り回されてしまい、本当に必要な単語を覚えることができなかったりする。効率が悪い。


05.最短でペラペラになる練習法「シャドーイング」


シャドーイングとは、単語を見ないで音声だけで再生しそのあとに続けてマネをして声を出して追っかけていく学習方法です。単語の発音をマネて何度も繰り返すことで日常英会話が上達します。ネイティブスピーカーの「発音」「リズム」「音の強弱」「イントネーション」が身につきます。

日常英会話では相手に伝わらないとコミュニケーションができません。ネイティブスピーカーがどのように話しているのか理解しないといけません。シャドーイングはこのような問題を一挙に解決してくれる学習方法です。英語を聞きながら同時に発音するので、リスニングと発音を同時に学習できる。日常英会話をマスターしたい人には最適な学習方法です。注意点は、自分の英語レベルに合った教材(音声)を選ぶことです。スピードが、あまりにも速すぎてついていけないような教材を選んでしまうと、期待された学習効果が出なくなってしまいます。



06.フォニックスで正しい発音を学ぶ


フォニックスとは、アルファベット26文字をA(エー)、B(ビー)、C(シー)といったアルファベット読みではなく 、アルファベットを発音として覚える学習方法です。英語圏では、正しい読み方を教える方法として用いられている。英語の発音が、劇的に変わる学習方法です。

参考動画)
https://youtu.be/-qKBC6qhd9o



まとめ


日常英会話の真実、それは2800単語だった。日常英会話に必要な単語数は2800単語だけで成り立っている。それだけと驚くかもしれません。これだけ覚えておけば、日常の英会話は90%を理解することができます。英語の日常会話はこの単語だけです。

実は、英語の日常会話は難しい単語はほとんど使わずに会話しています。簡単な単語だけで会話が成り立っています。このことを知らない人が日本人には多くいます。そして最短で単語を覚えるコツは、言葉に出して覚えること。紙に書いて覚えません。ひたすら声に出します。音声で覚えます。覚えたら使います。使わないと忘れます。これは自然なことです。たまにしか使わない単語はその都度覚え直せばいいだけです。日常英会話の基本は単語を覚えたら使う。とてもシンプルです。

日常英会話は子どもでも普通に使っています。簡単な単語を組み合わせて使っているだけなので、それほど難しくない。覚えた単語の数が増えると楽しくなってきます。もっと使ってみようと思うようになります。使う場が増えれば、その分上達します。上達のスピードが早くなると、いつの間にかペラペラになっています。日常英会話がペラペラに話せるようになると人生が変わります。海外旅行や仕事の幅が広がり、もっと楽しくなります。


目的:日常英会話
覚える単語数:2800単語
カバー率:90%
覚え方:ひとりごと(声に出す)
練習時間:毎日5分、10分程度
その他:紙に書いて覚えない。忘れてもOK。




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