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最初で最後
新しいグループができた。
メンバーは6人、2と4に分かれた。
『7 MEN 侍』がなくなった。
これは、2月16日19時に発表された事実
ずっと感じていた違和感に、気づかないふりをしていた
気づいてしまったら、それが現実になってしまうから
ポジティブなことだけを発信しようとした
7 MEN 侍には明るい未来しかないと、
自分に言い聞かせるように
andJOY! オーラスのレポ
矢花が「クソ!」と叫びながら床を殴っていた
よくある憑依
オーラスだから入りすぎてしまったのかな、
そう考えるようにした
7 MEN 侍、全員で挑んだ初主演舞台 『MASSARA』
誰がそれを、最初で最後になると予想しただろうか
MASSARAから自分色を探すストーリー
ケイの世界をカラフルにしたのは、5人だった
わたしの世界をカラフルにしてくれたのは、
当たり前に『7 MEN 侍』だった
日を追うごとに、増していく違和感
“0番”が誰よりも似合う、ローラーを履いた彼の退所
笑顔が印象的な、美しい少年の退所
他人事ではないと思った
でも、7 MEN 侍は大丈夫
ずっと6人でいる
そんな根拠のない自信があった
突然、バラバラに撮影された6人の写真が載った雑誌
出演者の発表されないライブ
正体のわからないアカウントからの内通情報
2025年1月
やはり、グループがバラバラに組まれたライブのセットリスト
霧は、濃くなるばかりだった
でも
“ 7 MEN 侍は痺愛にしかファンサしない “
“ 7 MEN 侍でデビューしよう のうちわに頷いてくれた “
それだけで嬉しくなって、
ああ、このグループはなんてファン想いなんだ、
この6人についていけばいいんだ、そう思った
でもこれは
7 MEN 侍が私たちにくれた、最後の優しさで、
最初で最後の優しい嘘だったんだね
今まで、嘘のない言葉をかけてくれた6人
私たちのために、たくさんの優しい嘘をくれて、ありがとう
終わりを知りながら綴られたブログ
それでも、いつもと変わらない 大光
控えめだけど、変わらぬ熱い愛をくれたこんぴー
7 MEN 侍 の写真を上げ続けてくれた 克樹
私たちに、ストレートな愛の言葉を届けてくれた 琳寧
自信に満ち溢れていた 嶺亜 は、少しだけ自信
なさげだった
それでも、残してくれたのは、漢字だらけの
愛の言葉
そして 矢花 は、タイトルに最後の反抗を
込めてくれた
最後のブログまで、彼らは 『7 MEN 侍』だった
誰ひとり欠けることなく個性豊かなまま、
『異担侍』のままだった
『痺れるほど愛してる』
これほど私たちと7 MEN 侍に似合う言葉が、あるだろうか。
愛し、愛される
7 MEN 侍と痺愛は、そうやって共存してきた
私たちはもう、7 MEN 侍を『痺』れるほど『愛』せないのだろうか
6人は、最後まで『痺れるほどの愛』をくれた
私たちは、永遠に『痺愛』で、
7 MEN 侍を『痺れるほど愛してる』
そう言っても、許されるだろうか
6人は、前に進めているのだろうか
きっと、進もうとしている
進まなければならないのだろう
彼らの選んだ道を受け入れたいと思っている
どれくらいの時間がかかるかは、正直わからない
それでも
彼らの選択が正しかったと、
数ヶ月後、数年後に思えるように
ただ、私は『7 MEN 侍』を美談で終わらせるつもりなどない
宝物として、宝箱にしまうつもりもない
誰に言われようと、何度でも思い出す。
そして言い続ける
「7 MEN 侍は最強だ」
もちろん、過去形ではなく