そう言えばあの頃から好きだった

藤。少なくはない時間、花の中に身を置くことを共に愉しめるという幸福。

紫のトンネルをくぐってはカラカラになって転がっている種を拾い上げて握りしめたままかけていた。

ご贔屓に