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医療の分野でブロックチェーンはどう活用できるのか?①

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンはクラウド上のデータベースではありませんが、個人的にコンセプトは似ていると感じます。では、どのように違うのか。ブロックチェーンは、ファイルそのものではなく、特定のファイルや取引の存在を証明するデータレコードを保持するブロックの連鎖です。要するに、一種のデータ管理方法です。

ブロックは暗号とハッシュでつながっていて、ネットワーク全体に知られることなく記録を改ざんすることは不可能となっています。レコードが変更されると、そのハッシュも変更され、不滅性を実現します。ブロックチェーンは、プライベート、パブリック、ハイブリッドのいずれであっても、安全で信頼できるものです。

なんとなくイメージはつかめましたか?

下に貼り付けたHatenaBlogを読むことを強くお勧めします。初心者は必読です。Twitterで間違った認識をされている方をたまに見かけますので、Twitterでなんとなくブロックチェーンについての知識はついているよ〜という方でも一応読んでください。

タイトルそのままのことを言いますが、ブロックチェーンは万能ではないということを頭の片隅に置いておいてくださるとうれしいです。

下記に貼り付けた記事は、時間に余裕のある方は読んでください!「基礎の基礎」とタイトルに記されていますが、個人的には深い内容になっているかと思います。(最低限これは知っておいた方がいいということかもしれません…)

ブロックチェーンの定義を知りたい!というだけでしたら上記の記事だけで十分だと思います!(※個人的な感想です)

では次!

医療の分野におけるブロックチェーンのポテンシャル

ヘルスケアにおけるブロックチェーン、2017–2025年の予測」の研究によると、ヘルスケアにおけるブロックチェーン市場は2018年から2025年にかけてCAGR 63.85%で成長し、56億1000万ドルの市場価値を達成することから、2025年までに年間最大で1000–1500億ドルを医療業界に節約できると推定しています。
ブロックチェーンを活用することによって、情報漏えい、IT、運用、人件費、偽造品や保険関連の不正などで蓄積されたコストを削減できます。製薬会社は、年間約2,000億ドルを偽造医薬品で失っていますが、ブロックチェーンが医薬品のサプライチェーン全体に透明性と可視性のレイヤーを追加することで、医薬品の原産地まで追跡できるようになり、薬の偽造がなくなることが予想されます。この調査では、不正の被害を受けている健康保険は、毎年最大で100億ドルのコスト削減を実現できるとされています。

ブロックチェーンは、コスト削減のほか、暗号化能力、スマートコントラクト、分散型コンセプト、安全なアーキテクチャ、高速かつ効率的で透明性の高い取引により、医療に革命をもたらすと考えられています。

将来が楽しみですね!

次回の記事では医療でのブロックチェーンの活用について語る!

ここから先の内容は次回に回します!

お読みいただきありがとうございました!次回もお楽しみに!


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