稽古の日記　四日目

くらやみダンス#8
『くらやみダンスの宝島』
脚本　岡本セキユ・神山慎太郎
演出　岡本セキユ
2021年11月25日(木)-30日(火)
於：池袋スタジオ空洞
【詳細】
https://kurayamidance.wixsite.com/home/next
【予約】
https://ticket.corich.jp/apply/114981/006/

10月16日

今日は1日黙って人のお芝居を見続けていた。

人がセリフを喋って、それにダメ出しして、またセリフを喋って、ダメ出しして、いい頃合いになったら、別の人がやってきて、またセリフを喋って、ダメ出しして。これを四時間くらいやる。それを見続ける。

その四時間の合間に、お喋りしたり、休憩したり、悩んだり、ウダウダする時間がある。

稽古の合間合間に、男兄弟って大人になるとお互いスカした態度とりあうよねって話とか、夫婦別姓についてや、秋なのに蚊がやたら多いことや、銀座に中学校ってあるのかって話や、諸々どうでもいいことを話す。

するとあら不思議、ぶっ続けで稽古していた時より、一回無駄話した後の方が、何だか芝居の調子がいいのだ。

理屈は全くわからないが、事実そうなんだからしょうがない。
面白い芝居を作るためだ。積極的に無駄話をしていこう。
しょうがない。芝居のためなんだから。