ECサイトのテンプレートはどれがオススメ?選び方や注意点も解説
こんな方におすすめの記事です
✔︎ECサイトを立ち上げようとしている方
✔︎自社に合ったECの展開先を見つけたい方
✔︎モールか自社構築か、ECの展開方法に迷っている方
最近は無料で利用できるECサイトのテンプレートも多く、どれを使えばいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか?
テンプレートは専門的な知識を持っていなくても、デザイン性の高いECサイトを構築できることに加えて、制作会社に依頼するよりも安価に構築できるなど、多くのメリットがあります。
ただし、ブランドコンセプトや取り扱い商品とマッチしていなければ、どれだけいい商品でも売上に伸び悩むでしょう。
また、購入までの導線や使いやすさなど、機能面も重要なポイントです。
無料で使えるテンプレートの中には使いづらいものも多く、選び方には注意が必要です。
この記事では、ECサイトに使える無料テンプレートと正しい選び方について解説していきます。
無料テンプレートの注意点も解説しているので、ECサイトの構築方法を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
ECサイトのテンプレートの選び方
まずは、テンプレートの選び方について解説していきます。
取り扱い商品のジャンルで選ぶ
表示方法で選ぶ
ターゲット層で選ぶ
それぞれ詳しく解説していきます。
取り扱い商品のジャンルで選ぶ
大前提として、ECサイトで取り扱う商品のジャンルと、テンプレートのデザインがマッチしているものを選びましょう。
たとえば、日用品を販売するECサイトであれば、明るい印象の親しみやすいデザインが向いています。
商品数が少なく、厳選したアイテムのみを販売しているのであれば、特定の商品を大々的にアピールできるデザインがいいでしょう。
Webサイトのデザインは、自社の好みではなく、ユーザーがどう感じるかを重視して決めましょう。多くの人に「好かれる」ことよりも、多くの人に「嫌われない」ことが大切な場合もあります。
表示方法で選ぶ
自社で取り扱っている商品を、効果的に訴求できる表示ができるかどうかも重要なポイントです。
コスメやアパレルなど、取り扱い商品が多いECサイトでは、「どんな商品を取り揃えているのか」「価格帯はいくらなのか」など、多くの情報をトップページに詰め込む必要があります。
商品数が少ないのであれば、トップページに商品を表示させるよりもブランドコンセプトをアピールしたほうが良い場合もあります。
このように、取り扱い商品に適した表示方法ができるテンプレートを選びましょう。
ターゲット層で選ぶ
メイン商品のターゲット層によっても、利用するべきテンプレートは異なります。
たとえば、単価の高い家電や家具を取り扱っているECサイトでは、購入までの導線よりも、カタログ請求やお問い合わせフォーム、類似商品などの位置がわかりやすいテンプレートがオススメです。
忙しい30〜40代向けの日用品を取り扱っているのであれば、気になった商品がすぐに購入できる設計が好まれます。
ECサイトのテンプレートはユーザーの利便性に直結するため、ターゲット層も考慮して選びましょう。
ECサイトにオススメの無料で使えるテンプレート3つ
ここからは、ECサイトにオススメの無料で使えるテンプレートを厳選して紹介していきます。
Fukasawa:デザイン性の高いシンプルなテンプレート
Market:越境ECを簡単に構築できるテンプレート
Alber:使いやすさ重視で初心者にオススメのテンプレート
それぞれ詳しく解説していきます。
Fukasawa:デザイン性の高いシンプルなテンプレート
Fukasawaは、シンプルなモノトーンデザインのテンプレートです。
無駄な装飾がないため、商品画像が目立つ設計になっています。
商品の機能性よりも見た目をアピールできるため、アパレルや雑貨などのジャンルにオススメです。
レスポンシブデザインにも対応しているため、デバイスごとに複雑なカスタマイズをする必要もありません。
公式サイト:https://andersnoren.se/teman/fukasawa-wordpress-theme/
Market:越境ECを簡単に構築できるテンプレート
Marketは、越境ECを簡単に構築できるテンプレートです。
レスポンシブデザインに対応しているだけでなく、メジャーな多言語プラグインとの互換性も高いため、誰でも越境ECを始めることができます。
レイアウトのカスタマイズも自由性が高く、MTMLやCSSなどのコードを入力する必要はありません。
公式サイト:https://inkhive.com/product/market/
Alber:使いやすさ重視で初心者にオススメのテンプレート
Alberは、使いやすさ重視で設計された初心者向けのテンプレートです。
MTMLやCSSなど専門的な知識がなくても簡単にカスタマイズできるテンプレートで、読み込み速度が自動で高速化されるなど、SEO対策にも期待できます。
レスポンシブデザインにももちろん対応しており、どんなデバイスでもデザインが崩れることはありません。
公式サイト:https://kairaweb.com/wordpress-theme/albar/
ECサイト構築にテンプレートを使う注意点
多くのメリットがあるテンプレートですが、使用方法や選び方を間違えると損をする場合もあります。
ここからは、ECサイト構築にテンプレートを使う注意点について解説していきます。
ランニングコストが高額な場合もある
デザインでの差別化が難しい
それぞれ詳しく解説していきます。
ランニングコストが高額な場合もある
テンプレートを使うもっとも大きな理由は、安くECサイトを開設できるからでしょう。
しかし、無料で利用できるテンプレートの中には、月額利用料が発生する場合があります。
また、無料バージョンと有料バージョンが用意されており、無料バージョンではほとんどの機能が制限されているテンプレートも珍しくありません。
無料でなくても相場よりも安いテンプレートを利用する場合は初期費用だけでなく、ランニングコストも計算しておきましょう。
デザインでの差別化が難しい
テンプレートを利用したECサイト最大のデメリットは、デザインでの差別化が難しいことです。
テンプレートには簡単にECサイトを構築できる反面、「簡単に真似されてしまう」という問題を抱えています。
自由にカスタマイズできるテンプレートも増えていますが、細部までデザインにこだわりたい人には向いていないでしょう。
ECサイトのテンプレートはどんな人にオススメ?
ECサイトの構築にテンプレートを使う主なメリットは、制作期間が短くコストを抑えられることです。
先ほども解説した通り、デザインには制限がありますが、できることが限られているため、制作期間も短くなります。
用意されたテンプレートに合わせてデザインしていくだけなので、専門的な知識がなくても簡単にECサイトを始められます。
サイト構築の経験・知識がない
制作コストを最小限に抑えたい
今すぐにECサイトを開設したい
ECサイトのテンプレートは、上記のように考えている人にオススメです。
ECサイトのテンプレートまとめ
この記事では、ECサイトに使える無料テンプレートと正しい選び方について解説しました。
テンプレートを使ったECサイトの構築には多くのメリットがある反面、デザインでの差別化が難しいなど、無視できない問題もあります。
ただし、気軽にECサイトを始めたい人には非常にオススメできる構築方法です。
テンプレートに限った話ではありませんが、ECサイトにおいて重要なポイントは「売れるかどうか」です。
売りたい商品や予算、ターゲット層など、自社の状況に合わせてテンプレートを選ぶようにしましょう。
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