思考の一部、わたしの一部

分人の考え方にはじめて触れたときの衝撃(と言っては俗だが)忘れられない。霧が薄くなったような。

哲学の領域を得意としているわけではないからどこまで理解できているかはわからない。
ただ、この考えをとれば、自分の嫌なところ、今まで理不尽だと思っていたところがなんとなく、仕方ないかあ〜と思える不思議な感覚。

出会う人全員にわたしの全てを見せるなんてこと不可能であるし、自分自身に対しても未だにそんな一面があったのね、と驚くこともしばしば……

切り口によって味の変わるサンドイッチみたいな感じ。基本的には一緒なんだけど、トマト多いな、ソース濃いな! みたいな。人によって対応を変えるのはいけないと小学校で習った(気がする)が、まあ、現実無理だよね、ってお話。

別にサンドイッチなのに海鮮丼です! だなんて嘘をついているわけじゃないし、気にせず、あなたに対してのわたしは分人よと思い続けてる。

人間関係について悩みがちな人って謎の正義感を持っていたりとか変に頑固で原則が好きだったりする気がする。

そうやって、わたしは分人、分人の気質を持ってるの。と言い訳をつくって今日もなんとか自分を納得させている。

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