あなたの長所の見つけ方教えます
さて、質問です。「あなたは初めてお会いした方の素敵なところをいくつ挙げられますか」
先日買い物に行ったとき、初めて接客してくださった店員の方とこんな会話になりました。
「素敵なネイルですね。エレガントなだけでなく、華やかさもあって、お似合いです」
「まあ、ありがとうございます!気に入っているんです」
「今の時期にぴったりですね。こちらまで涼やかな気持ちになります」
会話の中、その方のさりげない褒め言葉は続きます。
表情豊かに、心からの気持ちをこめておっしゃってくださっているのが伝わるので、とても嬉しい気持ちになりました♬
しかも…
褒めてくださるのが、「あ、そこ、褒められると嬉しい!」というところばかり。
一見誰も気づかないようなところまで気づいてくれるのです。さすが接客のプロ!と感心しきりでした。
私の仕事仲間にこんな方がいます。
過去に「学生時代、ラブレターだけで学園の憧れの的の女性を口説き落とした(笑)ことがある」そうです。
ラブレターは今は書かない方も多いかもしれませんが、要は「手紙の中の言葉だけで相手の心をつかんだ」ということ!
その秘訣を聞いてみました。
それは・・・
“相手の言ってほしい言葉『キーワード』を使う”こと。
外見を褒められて嬉しい人もいれば、内面を褒められて嬉しい人もいる・・・
容姿を褒められるよりも、仕草を褒められるとはっとする人もいる・・・
そして、例えば、ただ『美しい』だけではなく、どのように美しいのかより具体的に・・・!
まさに、いつも“相手の脳の中に入っている状態”です。
だから、相手が欲しい言葉が自然と口をついて出るのでしょうね。
これはかなり上級編といえるでしょう。
慣れないうちは、お相手の持って生まれた体の部位よりも、身に着けているものや取り変えられるものを通してお相手の良さを言葉にして差し上げるほうが、特に初対面の場合はよいかもしれません。
いずれにせよ、お相手の良いところに積極的に『気づく』ことが大切だと思います。
そして、お相手の良いところに気づくためには、まずは自分の良いところに積極的に気づき、「私って素晴らしい!」と褒めてあげること!
実験で、朝目覚めてから夜休むまでの間、自分のことをいくつ褒められるかカウントしてみました。
「朝定刻に目が覚めた。私、とてもいい感じ!」
「ベッドの中で丹田呼吸をした。細胞が生き生きしている。素晴らしい!」
「カーテンを開けて、太陽の光を浴びた。感動!」
「鏡を見たら、すっきりとして肌の調子がいい!素敵!」
「新鮮な水をゆっくり飲んで、とても幸せ!」
「颯爽とウォーキング、緑を眺めながら、今日一日やることとアイデアが湧いてくる瞬間。私ってデキる人!」
「ラジオ体操に参加。顔見知りの方にご挨拶。みんなも頑張っているなあ。地域の活動に参加させて頂いている私は幸せ!公園の緑とそれを管理してくださっている方々に感謝!」
「ご神仏に手を合わせて、感謝!」
…まだ朝起きてから2時間半なので、すべて書ききれないためこれくらいにしたいと思います(^^;
なお、夜休む前のことだけ付け加えますと…
「(実はその日の予定の中でやり残したことも日々あるのですが、それはさておき)今日も一日めいいっぱい頑張りました。やればできるね、私。サポートしてくれたみんなのお陰です、有難う!」
「(解決できてない問題があったとしても、やるべきことをやったら)あとはよろしくね~(天にお任せします)おやすみなさい」
そうすると、朝目覚めた瞬間に解決策が閃いていることもしばしばです。
脳が寝ている間に勝手に整理してくれているんですね。
小さなことばかりですが、この小さな成功体験が自信の源。そして、自分自身のどんな些細なことでも良い点に気づく習慣を持つと、お相手を見たときに気づけることが以前よりも多くなったと感じています。
人間はいくつになっても書き換えが可能!
伸びしろがあるということなのですね。
さあ、今日も素敵な一日にしたいと思います♬
ユウキアユミワールドアカデミー
校長 由結あゆ美