引っ越しには敷居礼金は不要!!!
カナダでの引っ越しの際、基本的に敷居礼金は不要です。
代わりにDepositと書いてデポジットというものが必要です。
Depositとは?
ダメージデポジット、などと呼ばれたりもしますが、要するに入居の際に契約不履行や退去時に部屋にダメージがあって修繕しないといけない時のために預けるお金のことです。
ホームステイの場合は払いません。
いくら必要?
ほとんどのケースは入居時の家賃の半額です。
これはユニットを丸ごと借りるケースでも、ルームメイトとして入居する際でも同じです。
Depositは返ってくるの?
退去時の流れとしては、部屋を掃除したのちにオーナーがその状態を確認しにやってきます。点検が終わり、特に修繕の必要なダメージがないという判断がされればDepositは丸ごと戻ってきます。
もし修繕が必要だと判断された場合、その分を差し引いた額が戻ってきます。
契約不履行、例えば契約期間中に引っ越したりした場合は戻ってきません。
また、中には残念ながらDepositを返す気がないという悪徳なオーナーもいるので、入居前に現在の入居者に出来れば話を聞くといいです。
Depositを取り返すためのTips
入居の際にはまず部屋の状態を確認しましょう。
破損しているものや、目立ったダメージがある個所に関しては写真を撮り、オーナーにすでにそういう状態であることを伝えてください。
友人で、三年住んでいた部屋の退去時に壁の一部にダメージがあると言われ、危うくデポジットを失うところだったのが、入居時にそのことをすでにオーナーに知らせていたので事なきを得た...というケースがありました。
画鋲で壁に穴をあけたり、くぎを刺したりする程度ならば退去時に埋めれば特に何も言われません。
私の友人の中には一部の壁の色を塗り替えた人もいます。彼らはオーナーに相談した後に許可を貰って塗り替えたそうです。退去時に元の色に塗り替えることが条件だと言っていました。
まとめ
敷居礼金がいらない分、引っ越しにおける資金面での負担は少ないですが、逆にいきなり追い出される確率もかなり高いです。突然オーナーが物件に自分で住むことにしたから出て行ってくれとか、売りに出すから出て行ってくれなどなど。