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地味にへこむ出来事ランキング

私は地味にへこむ事があるとその出来事の「へこみ度合い」をランク付けするようにしている。特に理由はないが、何となくそうしている。例えば、最近だとスーパーで買ったお寿司を家で食べようと思ったら、イクラの軍艦が反転してただの海苔巻き寿司になっていて、地味にへこんだ。このイクラ反転事件は今年の地味へこ(地味にへこんだ)ランキング第32位にランクインした。

そこそこのペースで更新されているこの地味へこランキングだが、実はベスト(ワースト?)1位はここ数年間の中で変わっていない。それは『口内炎発生事件』である。ちなみにその次は『ハイチュウで奥歯の詰め物がとれる悲劇』でその次が『足の小指を机にぶつけてとれるかと思った事件』である。

口内炎でそんなにへこむことかと思う人がいるかもしれない。でもそこには私なりの理由がある。それは、口内炎ができるのは自らの不注意が起点となるからである。前回、唇を噛んで口内炎ができた時には、二度と、絶対に、どんな事があっても、噛まないぞ、と決意するのである。それでも少し経てば思いっきり唇を噛んで口内炎をつくり、ご飯を食べる度に傷口が痛み、唇を噛む5秒前に戻りたいとずっと願うのであった。
そう、口内炎をつくる度に同じ失敗を繰り返すポンコツな人間だと思ってしまうからである。そしてなにより、ご飯を食べる時間が苦痛に感じてしまうからだ。本来、楽しみや喜びである事が罰ゲームのように思えてしまう。そんなことが、地味にへこむのである。

何が言いたいかというのと、先日、親子丼を食べている時に、唇を噛んで口内炎をつくり、例に漏れず地味にへこんでいます。
現場からは、以上です。

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