My Curation Disk - 202309
2023/09/27 19:55〜
一か月で出会った曲の中から選ぶ、お気に入りプレイリスト。
9月分をご紹介します。
「初めて聴いた曲じゃないけど今月”再会“した曲」もOKにしています
私が聴く用のプレイリストはApple Musicで作っていますが、サブスクしていない方でもフル尺で試聴できるようにYouTubeのMVも引用しています
01. 夢と知りせば - 月詠み
月詠みと書いてツクヨミ。
YouTubeをすずろなりに眺めていたら出会った曲。初顔合わせのバンドです。
疾走感・爽快感があるのと、サビの転調が好きです。
(ラスラビで転調する"伝統的"な曲も好きだけど、曲の途中でシレッと転調してシレッと元の調に戻る曲ってなんかやみつきになります)
02. 大切な人たちへ - 傘村トータ
友だちがカラオケで歌っていたのを聞かせてもらって、初めて知った曲。
コード進行やピアノ伴奏も好きだけど、歌詞も好きです。
少し前、別の友だちから直接悩んでいたことを打ち明けられた時、私は何も言葉を返せなかった。その人には私がひとりで抱えていた悩みをLINEで聞いてもらって、気にかけてもらっていたからこそ、私も言葉をかけたかった。だけど何もできなかった。ただただ隣に座って話を聞いただけだった。言葉をかけたくて、でも口から出た言葉が場違いでむしろ相手にひびを入れてしまいそうで怖くて躊躇してしまって、そのまま話が終わってしまって。私に話してくれたのに、何も言葉を返せないなんて。それがすごく悔しくて悔しかった。
私は「目の前の人ですら助けられない」。だけどもう、私の知る人たちが傷ついたり消えていったりしてほしくない。(かつて自身がひっそり消えようとしたからこそ思う)
だからただ祈っている。ただただ祈ることしかできない私にほんのり絶望しながら、ただただ祈っている。
03. それがあなたの幸せとしても - Song: Heavenz, Cover: ダズビー
この曲はもともと知っていたけど、友だちがカラオケで歌っていたのを聴いて久しぶりにしっかり聴いて。やっぱりいい曲だなって思って、ディスクに追加しました(noteで出会ったある方の作品の最後に「作品の中で触れた曲です」といった趣旨の言葉とともに紹介されていて知ったのが最初の出会いでした)。
ダズビーさんの透明な声、そしてアレンジ(ラスサビの「僕にもがいてる文字に ひとつ線を引かせて」の部分でちょっと音を上げるところなど)がすごく好きです。
04. 丸の内サディスティック (Just can't help it.より) - 東京事変
最近夜、もうあと寝るだけの状態になってから、布団に寝転がってラジオを聴くことがあります。iPod nanoで。
親が買ったのに使いこなせず、大して使わないままダンボール箱の隅に埋もれていたと思しきものを、n年越しに私が引っ張り出しました。画面は黄ばみ、バッテリーは蓄電能力を失い充電コードを抜くと電源が落ちるような状態だったけれど、充電しながらであれば問題なく動作することがわかったので引き取りました。
そのiPod nanoで、どこかのFM曲の音楽番組を聞いていたときに出会った、丸の内サディスティックのライブバージョンです。
05. 今日も喫茶店で本を読む - 泡く、脆く。
Apple Musicをぶらぶらしていたらたまたま見つけた曲。
昼間の陽の光に煌めく青々とした木々と、白く乾いた砂の地面が脳裏に浮かびます。歌詞もそっと背中を押すような内容と文学的な要素が入っていていいですね。
06. 溺れうる快晴 - 淡く、脆く。
この曲も「飛行機に乗って窓から朝焼けの雲海を眺めている感じ」がして、それがすごく好きです。
(歌詞の内容に空要素が含まれるというのもあるけれど、それ以上に曲の調が一役買っている気がします)