土曜日の過ごし方がわからなくなったので滝に行ってみた
こんばんは、ゆっずうっずです。
最近、土曜日の過ごし方がわからなくなりました。
月曜日から金曜日は、毎朝6時には起きて支度して、家を出られる。
日曜日も、朝6時〜7時には起きて支度して、お弁当の買い出しのために家を出られる。帰ってきて、作り置きに取り掛かれる。
でも土曜日は、何をしたらいいのかわからなくなっちゃった。
やっておいたほうがいいことは絶対にある。資格の勉強、読書。贅肉を減らす行為も。
したいこともないわけじゃない。服や靴も買っておきたい、ショルダーバッグは肩に食い込むけどかわいいよなぁとか。
でも、なぜか行動に起こせなかった。
結局一日中横になって、YouTubeを見てぐだぐだして、グダグダして、気づいたら時間が過ぎていて。夕方になってくると、生きる理由とか意味とか存在意義とか考えだして、で自滅する。
そうやって、この3週間の土曜日は一歩も外に出ることなく、何か有意義なことをするでもなく過ぎていった。
ただ、この状態をほったらかしておくとロクな未来が見えないのも知ってる。「自分の機嫌は自分でとる」、をしないと。
こういうときは、見たことない場所に行ってみるのがいい。
Googleマップを開いて、適当に眺める。街中は「行きたいとこ」のピンをたくさん立ててあるけれど、土曜日の過ごし方がわからなくなる前に足を運んで自滅したので今はパスしておく。
アクセスがよくて、落ち着く、他人の目を気にせずひとりでいられる場所がいい。
そんな虫がよすぎる場所は、20分くらい画面と睨めっこして見つかった。
電車を乗り換えしつつ、揺れが心地よくて車内でうたた寝しつつ。
最寄駅で下車する。
途中、お手洗いを借りるためにデイリーヤマザキに寄る。
気温が高かったのでアイスを買ってみた。アイスはコーン付きがすきなタイプ。
国道から離れ、川沿いの木々の中を道はゆく。
車の音が小さくなり、川のせせらぎと小鳥の声がよく響いた。
直射日光が当たらない木陰は、風が吹いていて涼しい。
いよいよ車道が途切れ、石畳の階段を歩くこと5分。
今日の旅の、最初の目的が見えてきた。
滝。久しぶりに見た。
画像だと伝わらないが、この距離で水しぶきを頬に感じるくらい迫力があった。
その後も、小さいながらも7つほど滝が連なっていた。
滝って、スローシャッターで撮るといい感じになることを学んだ。
その後、川とは一旦分かれて階段や坂を登り、再びアスファルトの道に出る。
目の前には小さな湖があった。ダム湖のようだが、ボートが浮かんでいるわけでもなく人の手が加わっている印象はあまりない。
澄んだ青空、傾きかけの太陽、山の上に生えた鉄塔。
周囲はひらけているからか、少し強い風が私の髪を踊らせた。
こんな山の中にも電気が通っていることに少し驚いた。
電柱には1本1本”顔”があると思うのは私だけだろうか。
旅の時、電柱が見慣れない”顔”をしていると、遠くへ来たなぁと感じる。
(電力会社によって”顔”の傾向が違うのだろうか。)
植物の写真もいくつか撮った。
これはたぶんフジ。
これはGoogle Lensによればヤエヤマブキ。
私は山吹色が好きなんだけど、これがヤマブキなんだなって。
自然は好きだけど詳しくないから、もっと知識があったらって思ったり。
これはキク科の何からしい(似ている植物がたくさん出てきて確証がない)。ノースポール、という植物なんじゃないかなと推測したけど、違うかも。全部Google Lensのおかげ。
大きな石に窪みができていて、そこに水が溜まっていた。
ポットホール、って言うんだっけ。小学生の頃、理科の教科書の寝覚めの床のページに書いてあったような気がする。
上からしきりに水滴が落ちてきて、波紋ができていた。
ずっと前に倒れたと思われる木。コケが生えて朽ち始めていた。
きっとこれから何十年何百年と時間をかけて風化して、土に還っていくんでしょうね。
”下山”して駅に帰ってきた頃にはだいぶ陽が傾いていた。
静かな町に赴いてのんびり時間を過ごして、穏やかな気持ちで帰路に着いた。
明日は日曜日。
春キャベツを使った一品、冷蔵庫にある大量のトマトを使った一品、あと肉で一品、最後はブロッコリーでいこうかなと思っている。
久しぶりのnoteは写真をペタペタ貼っただけになってしまったけれど、
立ち止まって少しは自分の思考を整理できていたらいいな。
最後まで読んでくださった方がいたらありがとうございます。