推しの名前を一文字ずつ愛でる〜その1「ふ」

雨の中を出勤したら、机の上にお土産が置いてありました。
福島のお土産らしく、ひらがなで大きく「ふ」と書いてありました。
私はそれを見ただけで、雨で月曜でなんだか気持ちがザワザワしているのが、ふっとゆるんだ気がして、(ふ、っていいな...)と思ったのです。

そして考えれば考えるほど、「ふ」を愛でたくなって、とても久々にnoteを書くことにしました。

「ふ」から始まるものって、何を思い出します?
ふろ、ふとん、ふうせん、ふろいに、ふぇんふぁん、そしてふじまききょうすけ...
暖かくて癒されるものばかりじゃないですか?!
これは多分、ひらがなの形が持つふんわりふかふか感と、日本語の「ふ」が持つ独自の魅力がきっと影響しているのです。

まずはこちらをご覧ください。

ほらもう、「ふふ」って笑ってるような形をしてるんです!
「ふ」って濁点無しでも点が3つもあるから、風に吹かれて花びらが舞っているような軽みもあって、肩の力が抜ける感覚になります。
さらに「あ」「お」、「は」「け」「ほ」などひらがなの中にはお互い似た形もあるけど「ふ」は誰にも似てません。
この唯一無二の個性は、実は発音にこそ強くあるのです。

「ふ」の発音って、日本語以外の言語にはほぼ無いのはご存知でしょうか?
huともfuとも違う、発音記号だとφuという独特の発音なんです。
日本語をネイティブ並に話そうする外国人学習者が苦労する壁のひとつらしいのですが、発音のコツとしてよく言われるのが「ろうそくを吹き消すように」「熱いものを冷ますように」という表現。
ほら...イメージしてみたら、もう可愛い。
お誕生日を祝ってもらってる猫舌の子が目に浮かぶじゃないですか!
なおかつ世界的なレアリティの独自性を持つ「ふ」の音。
愛さざるを得ません。

このように、形も音もユニークかつ癒し系な「ふ」から始まる私の推しの名前を、私は心から愛しています。

#️⃣ふじまききょうすけ

▶️次回予告
私は「じ」が好き!

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