「パズルで解く世界の言語」が夕食後のデザートみたい

ばーん

今日は、最近夕食後に少しずつ味わっている、この本の紹介です。
言語の知識とかが無くても、謎解きのように推測しながら答えていって、スッキリしながら「世界にはこんな言語もあるんだなぁ!」と知る事ができる本。
謎解きと本と言語が好きな私が、好きじゃないはずも無く!!
2/3くらいは解説なので、問題数はそんなに多いわけじゃなく、惜しむように一問一問味わいつつ、毎日の楽しみにしています。

それにしてもつくづくと、いろんなルールの言語があって、驚きます。
外国語を学ぶ楽しさの中に、自分の常識とか予想とか思い込みみたいなものがひっくり返る瞬間があること、があると思ってて。
例えば、アラビア語では書き言葉と話し言葉が全くの別物だと知った時。
例えば、フランス語で90をあらわすのに4✖️20➕10みたいな言い方をすると知った時。
例えば、スワヒリ語だと時間が6時間ズレて表現されることを知った時。
世界は色々で、私はまだまだなんにも知らない!と思い知る瞬間が、たまりません。

そして、他の言語を知ることで、母語である日本語の、今まで意識してこなかった特徴が見えてくるのも楽しい。
生物と非生物で「いる」「ある」と使い分ける言語はとても珍しい事とか、気にした事なかった...

文字は中国語も含めてどのページもラテン文字表記なので、文字好きが満たされるわけでは無いけど、知らない言語の法則を見つけ出して、数分で自分で文章作れちゃう楽しさが味わえます。
暗号や謎解き、論理パズル好きの方にもおすすめしたい!

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