✨️雲の上の空き缶✨️
小学生の頃
あのね
あのね…
妹と飛行機に乗って
窓の外をみたらね
雲の上に
空き缶が乗っていたの。
わたしは
目をキラキラさせて
目の前にいる人に話をした。
その空き缶をみた瞬間ね
わたしのこころが
とってもワクワクしたんだよね。
目の前にいるあなたは
そんなわたしの話を聞いて
頭は大丈夫?
そんな顔をしたんだよね…。
その顔をみて
わたしはなんで信じてくれないの?
そんな風に感じて
“ショボン”ってなったんだけど
わたしはやっぱり
諦めきれずに
何度も
何度も…
色々な人に
その話をしたんだよね。
・
・
・
2024年1月
妹が突然
その空き缶の話を
自分の家族にしだしたの。
案の定
みんなの顔は
はいはい…
そんな顔になっちゃったんだよね。
その表情をみて
ねぇ、なみちゃん、本当だよね?
一緒にみたもんね?
真剣な顔で
あなたはわたしに聞いてきたんだよね。
その瞬間のわたしは
おや、“いま”かい笑
そんな風に感じたけれど
そうかぁ…
妹にとっては
“いま”だったんだね。
大人になるにつれて
空き缶なんて乗るはずがない
そう理解をするようになって
すっかりと忘れていたお話だったけれど
あなたは
再度私のワクワクを
思い出させてくれたんだね。
うん、
雲の上に空き缶が乗っていたよ。
この瞬間もね
目を瞑れば
映像がぶわ~っと出てくるよ✨️
だからね
大丈夫だよ…
あなたは
そのままのあなたで大丈夫だからね。
~おわり~
最後まで
読んでくださりありがとうございます🙏✨
たくさんの感謝を込めて…✨️
Yuzu.yuzu.. “なみ”
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