【感想】キヅナツキ先生『ギヴン8巻』
※ネタバレを含みますので、『ギヴン8巻』を読んだことがある方向けの記事になります。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈••✼••┈
2022年10月3日に発売されました『ギヴン8巻』を読みましたので、感想を綴ります🌻
今回はアニメイト限定セットがほしくてアニメイトさんで購入しました(*^^*)
個人的に、特典のイラストカードの真冬のイラストがめちゃめちゃ好きなので嬉しい…ポスターと一緒に飾ってます😊
掛け替えカバーは表と裏も最高すぎた…どちらのイラストも好きですが、どちらかというとポスターイラストがお気に入りです🎸
“givenが4人揃ってる”イラストが大好きなのと、バンド感があって良いなぁと。特に、真冬の表情だけが隠されているのが、何とも……心に刺さる…8巻を読んで真冬の心情を知った上で見ると、、切なくて愛しいって感じで、、良い…😭
それに、givenってバンドを純粋に応援している身としては好きなバンドのポスターって感じでテンション上がります🙌
以下、ストーリーの感想です。
まず、一番印象に残っているのが板谷くん。
それにしても板谷くん、格好良いな!?!?
内定もらってることとかも凄いけど、あえて一番しんどそうなところを選び、それを笑ってさらっと友達に伝えて、、なんかもう格好良いなぁ板谷くん。
あと、レコード会社の方に対して、わかる!!!箱推しわかる!!奇跡わかる!!と、共感の嵐でした🌪笑「ギヴン箱推しなので…」とか「このメンバーが揃ったの奇跡だな」、本当にそれ!!
タケちゃんの台詞も印象的でした。「自分は脇役だけど」とか「そういう瞬間、嫌いじゃないんだよなぁー…」とか。誰かの大事な瞬間に自分が脇役だとしても関わった時って、なんと言っていいのか分からないけれど、この瞬間に携われて良かったなって思うことが、私にもあるなぁと思うので。タケちゃん格好良いので、私も春樹さんみたいに、パクっていこうかな。笑笑😂
あとは、未だに春樹さんが帰宅した家に梶さんがいるっていう状況にきゅんとします💕2人とも素敵だなぁ。
立夏の音楽と真冬への向き合い方も良かったなぁ…
それに、柊が真冬をライブに誘うシーンが!!良かった…、、柊の、あの笑顔の裏で色々考えてる感じとか割と繊細だったりする感じが良い……柊は周りから見えている以上に、内に抱えているものが大きくて重いような気がしたので少し心配になりながらストーリーを追っていた時期もありましたが、今は柊のそばには玄純がいるから、全部大丈夫な気がする😊
8巻のあとの、立夏や真冬がどういう決断をして、givenがどうなっていくのか、楽しみです。
特に、雨月さん!!真冬とどんな会話をするんだろう。続きが待ち遠しいです🥰
「花岡さんと秋彦」もめちゃくちゃ面白かった😂
「光属性・柊」、かっわいかった!!✨🌻
「羽化」、やっぱり好きだなぁ。映画を購入した際の特典漫画として読んだ時も好きだ…って思いましたが、虫に喩えた表現が素敵。「蛹の中で幼虫は一度ドロドロになる」から始まるところも好きです。
蛹から蝶になるまでの過程で一度ドロドロに溶けてしまうっていう、美しい蝶がその姿になるまでの恐さというか不穏なかんじというか、そういう綺麗で美しいものの裏側に隠れている部分みたいなものに惹かれるので……🦋
改めて、キヅナツキ先生の作品のコマ振りとかモノローグの表現の仕方、扉絵の登場人物の表情とか視線が好きだなと思いました(特に、言葉選びと視線が交わらそうで交わらない感じのもどかしさと切なさとかが …💘)
ライブ当日に真冬が渋谷にいるシーンも、真冬を描くだけじゃなくて、真冬がいる渋谷の街のざわめきとかも一緒に描写してくださるので、嬉しいです。
今は周囲が騒がしい方が色々考え込まずに済んで案外安心できたりするのかな、とか、1・2巻のあたりでは街にいたときに、どこに行っても君がいた匂いと景色があるって由紀のことを考えてた真冬が今は立夏の、givenの、自分のこの先のことを考えてるのかって感慨深くなったり。
心理描写も丁寧なので、読み進めるごとに登場人物たちが現実感を持って自分の中に入ってくるというか、本当唯一無二の作品だなぁと思います。
キヅナツキ先生の、台詞がひとつも無くても、絵だけで登場人物の心情とかが伝わってくるあの感じも好きだなぁ。
本編を読み終えてから改めて、特典のイラストカードや掛け替えカバー、ポスターのイラストを見てみるのも楽しい😊
だからこの表情なのかなとか、何を想っている表情なのかなとか考えたりして。
楽しみにしていた最新巻!8巻もギヴンの、キヅナツキ先生の世界観に浸れて良かった〜〜〜
至福の時間✨キヅナツキ先生、最高の8巻をありがとうございます。