【感想】『君の夜に触れる』もりもより先生
※ネタバレを含みますので、『君の夜に触れる』を読んだことがある方向けの記事になります。
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2022年10月7日に発売されました、もりもより 先生
(@moyori_ss)デビューコミックス『君の夜に触れる』の感想を綴っていきます(*^^*)
特典がどれも素敵で非常に迷いましたが、今回はアニメイトさんととらのあなさん、コミックシーモアさんで購入しました。
以前、Twitterでもりもより先生の描かれたイラストを拝見して以来、先生の創られる作品の世界観や絵柄に一目惚れで、「君の夜に触れる」も電子書籍にて楽しみに追っていましたが……
紙の本として手にしてみた時の嬉しさが凄かったです…☺️
特に表紙と裏表紙が素敵すぎて、美しすぎて、ずっと眺めていられる………眺めてると優しい気持ちになれるというか、浄化されるというか…とにかく幸せです。
漫画の作画もTwitterにのせられている作品も大好きですが、やはり、もりもより先生のカラーイラスト、最高ですね……🙏
私は特に光の表現が好きで…暖色や寒色の色選びや彩度や明度の高さの表現が素敵すぎて、、
改めて、漫画の作画も描き下ろしのイラストも、もりもより先生の創られる作品はどれも好きだなぁ…と再確認しました(*^^*)
触れたら壊してしまいそうな、一瞬一瞬を目に焼き付けておきたくなる儚さや美しさを持っているような、淡くて繊細な雰囲気を持っている気がして大好きです。なので、とらのあなさんのリーフレット、とても嬉しかった…✨素敵なイラストをたくさん拝見出来て幸せすぎます。アニメイトさんの20P小冊子もとても良かった……、お互いにお互いを大切にして大切にされてる感じが素敵…✨応援書店ペーパーの描き下ろしも穏やかであたたかくて素敵だった、、☀️表紙カバー下のイラストも良かった〜〜千夏さんと佳澄さんが幸せそうで…😭😭
もりもより先生、最高の描き下ろしをありがとうございます😭
ストーリーはもちろん、2人を取り巻く環境や過去、背景などが繊細かつ丁寧に描かれているので、読み返す度に2人をはじめとする「君の夜に触れる」の世界観に惹かれていきます……
それに、千夏さんが“偶然”助けた相手が、“千夏さんが目の前で兄を亡くしたときに手を差し伸べてくれたかつての少年”であった佳澄さんという2人の運命的な再会がとても良い…良すぎる……心に残る描写だったな、、😭
“盲目の青年”という視覚的な闇を持つ佳澄さんと“闇を抱えた人を殺せない殺し屋”という心理的な闇を持つ千夏さん。お互いに質の違う闇と孤独を抱えた2人が少しずつ触れあっていく中で、じわじわと闇が溶けていくような切なくてあたたかい物語だったなと思います。
視覚的な光と闇だけではなくて、心のあたたかい部分と冷たい部分も丁寧に描かれているところがとても良かった…まさに“孤独を溶かす 救済”の物語。
そんな佳澄さんの“夜”に千夏さんが触れて、少しずつお互いの夜や寂しさを溶かしていくような感じがして本当に良かった……読了後にタイトルと表紙を改めて見ると凄く心に優しく残る……優しい余韻……😭☀️読了後にこんなに穏やかな気持ちになれる作品…本当に“救済”ということばが似合うなぁ。
それから、個人的に佳澄さんは自然光がよく似合う方だと思っています。
植物とか日光とか木漏れ日とか、そういう自然のあたたかさと育みが似合うような気がしていて…。
そういうあたたかい場所で千夏さんと一緒に笑顔でいてほしい…。担当さんのかまたさんのおっしゃる通り、本当に、“幸せを願わずにはいられない、尊すぎる関係性”の2人…☺️🌱
なので、外の風景を見つつ自然を感じながら読みたい一冊だなぁと思います。
だからこそ、「感想&フォトCP」の企画を知った時、天才すぎませんか!?!?と思いました笑
2人に見せたい自然な景色なんて沢山ある…しかも、秋の紅葉とか絶対似合う2人じゃないですか…お着物も素敵ですし…🍁
このタグを通して、たくさんの方の「千夏と佳澄に見せたい秋の景色」を見られるのがとても幸せ…✨
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