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メジャーは背中側で打つ




■大谷さんに夢中

今年も大谷さんの大飛躍の年になり、
益々MLBを見る機会が増えました⚾

彼の進化を見ると、
足を上げなくなったり、大きく腋(わき)を開けて
豪快に振り抜いて後ろに反り返ったりと
これぞメジャーリーガー!😲

右が2024年/左が2017年

体が大きく力の強い人達と渡り合う為に、
立ち遅れや、重い球に押し負けない
強いスイングが必要になったのでしょうね💡

そんな中、メジャーリーガーと日本人の
打ち方の違いが気になって調べていたら、
パンチャースインガーなるものを知りましたので
見ていきます👀


■パンチャーとスインガーとは

名前の通り、
・「パンチャー」は パンチするような打ち方で🥊
・「スインガー」は バットの遠心力で振ります🎣

・パンチャーは メジャーに多く、
・スインガーは 日本に多いそうです。

私の好みで言えば、
ジャッジ」選手 と「山田」選手 が
それぞれの最高峰ですね♥

2m大柄なジャッジ選手と、細身ながらミスタートリプル山田選手




▼大谷さんは
日本時代は スインガーで、
メジャーでは ややパンチャー寄りに見えます⚾




■体の違い

▼なぜ打ち方が違うのかと言うと、
・西欧人は 背中側が発達しやすくて 押す力が強く、
・日本人は お腹側が発達しやすくて 引く力が強いからです。

引用(https://green-stairs.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%A8%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E4%BA%BA%E3%81%AE%E4%BD%93%E5%9E%8B%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%EF%BC%9F/)


▼ノコギリの刃は、
・西洋式は 押す時 に切れて、
・日本式は 引く時に 切れるそうです🪚
(※木材の固さ説もあります🌲)

引用(https://jumbo-news.com/19816/

▼また、武器でも
・西洋剣は 奥に突き刺し、
・日本刀は 引きながら切ります⚔️
(青竜刀は…?🤔)


▼さらに、ドアは
・西洋では、押して入るのに対し、
・日本では、引いて入る🚪



▼これらの理由は、骨盤の向きが前後逆だからで、
・西欧人は やや後ろに反り返ると楽で、
・日本人はやや 猫背だと楽に感じます🦴

引用(https://pit-kotsuban.com/blog/nihonzintigai)


・胸や股間を前に突き出すのと↑
・胸を閉じ、腰を引くらいの違いがあります↓


この特徴は「フォロースルー」に表れていて、
アッパー/ダウンスイングと表現されたりします😃


トラウト選手とイチロー選手


■上半身の違い

▼トップは、
・パンチャーは 前肘が曲がり、後ろ腋は大きく開け、
・スインガーは 前肘が伸びて、後ろ腋を閉じる人が多いです。

トップが浅い分だけ、時間的にパンチャー有利

▼振り出しは、
・パンチャーは グリップをそのまま前に出し
・スインガーは グリップエンドをおへそ側に引っ張ります。

動作が小さい分、時間的にパンチャー有利

▼インパクトは、
・パンチャーは 両腕で五角形を保ち、前肘を抜き、
・スインガーは 後ろ肘を体の内側へ抜き、両腕は三角形で捉えます△

体に近くても押し込める分、時間的にパンチャー有利

▼フォロースルーは、
・パンチャーは 手首を返さず 上に捲り⤴
・スインガーは ヘッドが伸びきったら 手首が返ります↺

▼音のイメージは
「ドン!💥」「ブン!🌀」 です


■下半身の違い

▼前足の踏み込みは👞
・西欧人は、力強く回転し、爪先が上に跳ね
・日本人は、親指付け根で回転し、鋭く外回転させます↺

それぞれ「縦回転型」、「横回転型」と言い、
縦はパンチャー 、横はスインガー に相性が良いです。

▼自由なのは、
・縦回転型は 股関節 を動かしやすく、
・横回転型は 足首や膝 です🦵

単純化するため、
「縦パンチャー」「横スインガー」とさせて下さい🙇

もちろん実際には
複合型や、中間型、度合いなど様々な選手がいます🎽

上の栗山さんの動画からの引用

大谷さんのヒールダウンは、その中間型と思われます👞


浮かせた踵を勢いよく着地させる

■自分はどっち?

▼グランドに「トンボ」をかける時、
押すのが得意なら 回転型↕
引き摺るのが得意なら 横回転型に↔
自分の特性があります🔎

・押す時はを踏ん張り、
・引き摺る時は親指付け根を引っ掛けるからです🦵

▼車で例えると🚙💨
・【FR】の様に後ろから押し出すのと、
・【FF】のように前に引っ張る動きに似てます。

引用(http://www.taiyo-koutu.co.jp/safety_maga/12.html)


▼体に合わないことを続けると…
A.     怪我 します🤕




■縦パンチャーと横スインガー

▼特徴は
・縦パンチャーは、 身体を活かした 打ち方で💪
・横スインガーは、バットを活かした 打ち方になります。

▼重いもので例えると、
・縦パンチャーは、体当たりでドアをぶち破る動き で🚪
・横スインガーは、木こりで斧を振り下ろす動き です🪵🪓

▼メリットは、
・縦パンチャーは、少ない動作で 目線のブレを抑えられ👀
・横スインガーは、非力でも 大きな体重移動と遠心力 が使えます。

▼デメリットは、
・縦パンチャーは、非力だと外野フライ連発、
・横スインガーは、動きすぎて目線がブレやすいです🤦‍♀️


時間的にはパンチャー優位なので、
大谷さんの大きな身体とパワーを活かすために
メジャーでは見事な進化を遂げましたね💪

■最後に

日本でも「フライボール革命」の影響で、
ジャッジ」や「トラウト」に憧れて
大リーガーの真似する人を見かけます👀

ですが、飛距離が出なかったり、
体を痛めて怪我する人もいて、
不思議に思い今回調べてみました💻

自分に合った打ち方を見つけていきたいですね🔎

思い込みなど多々ありますが、
お読みいただきありがとうございました🙇‍♀️

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