空の青さを知る人よを観てきて…
「空の青さを知る人よ」を観てきました。
同じ監督の作品「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」
も大好きなんですよねー。
ちなみネタバレはしてませんー。
というか感想に近い。
10代の苦悩、30代の苦悩
この映画で描写されていることの1つなのかなと思います。
もちろん20代も苦悩はありますが、個人的にも人生で10代、30代は悩んだかも。
10代のときは、とにかく地元から出たかった。
地元の、家族の呪縛から解き放たれたかった。
今にして思うと青臭いなーと思うけど、事実そうだった。
物語の中でも主人公のあおいちゃんがとにかく地元から出たいと思っています。
そういう思いって誰しもが少しはあるんじゃないかな?
30代になって、自分の人生はこのままでいいのかな?と苦悩した。
結婚して子どももいたし、色々と我慢しないといけないこととか、諦めないといけないこともあった。
「何でやらないの?」
「どうして辞めちゃうの?」
お前らに何がわかんねん。
子育てそんな甘いもんちゃうから!
って思ってた。
物語の中でもあおいちゃんの姉であるあかねは同じような苦悩を抱えていたんだと思う。
そして30代のしんのすけもあかねへの想いを閉じ込め、音楽の道に進むも思ったような結果が得られず、このまま続けていいのかと悩んでいた。
ぼくもこのままこの仕事続けていていいのかと同じように悩んでいた。
まだ道半ばだということ
夢を諦めるのか?
言い換える、現状に満足するのか?道半ばだと考えていくのか?
夢を追い続けても叶わないことだってあるという考え方もあると思う。
でも諦めちゃうと現状に満足しちゃうと、今まで我慢してきたこととか捨ててきたものとか、後悔することになっちゃうんだよね。
いつでも自分の人生は自分で選択したんだから、それを後悔はしたくない。
仕方ないよねなんて思いたくない。
夢を叶えたらお終いではない
物語の中では一応しんのすけは音楽で食べていくという夢を叶えています。
でもそれで終わりじゃないんだよね。
人生はゲームみたいにクリアしたら終わるわけじゃない。
死ぬまで続いていくから
追い続けることでしか
追い続けることでしか人生の充実はないんじゃないだろうか
もちろん立ち止まったり、休んだりするときもあるけど
それも自分の目標のため、夢のため、未来のため
そうでないなら、なんのために色んなことを諦めてきたのかわからなくなる
子どもは好き、子育ても好き、でもそれが全てじゃない
あくまでも人生の主人公は自分なのだから
ちなみに写真は劇場入場時にもらったクリアファイルです。
クリアファイルと一緒にあの花ラジオにアクセスするためのIDの書かれたカードも入っていましたー。