Just Be Yourself :夢を追いかけて-アメリカ生活-vol.8
今回で8回目のコラム投稿になります。
私の普段の生活は、毎日朝から晩まで自分の好きな事に没頭している生活でして、わたしにとってはそれがとっても有り難くて、とっても幸せな事なのですが、海外らしいお洒落スポットに行って、おしゃれレストランに行って、外国人と恋して、映画みたいなキラキラ海外生活して、みんながわくわくするような記事を書いた方がいいかなーとか、そもそも人様に偉そうに何か助言したり海外生活の先輩面して記事を書くような立場なのかと考え始めると、書きにくくなってしまう時があります。
人にはそれぞれ歩む道があるだろうし、歩くペースも、景色の見え方も、感じ方も、考え方も、求めている物も違うだろうし、海外に住む事が少しでも日本に住む事より優れているとなんて思わせるような事をこのコラムを通して言うつもりは少しもないです。
ただ、私にとって今現在の私が一人の人間として体験してるリアルを吐き出す事によって、もしもどこかの誰かの助けになれてるのであれば、私としては本当に幸いだと思って、勝手ながら今日も書いてみます。
最近の私は、社会に溶け込めるように、好きな人から嫌われないように、友達に大切にしてもらうために、家族の期待を裏切らないように、外国の地で”日本人”として恥じないように、無意識のうちに本当の自分の姿を覆いかぶせてた、常識や道徳や固定観念といった蓋をひとつひとつ取り外す作業を自分の中でしている日々です。
日本の学校や社会や周りの人から教えてもらった常識や道徳のおかげで今日まで有り難く生きて来れましたが、必ずしもその全てが私にとってこれからも必要なわけではなく、日々変わっていく時代や世界情勢や自分の生きている世界が変わると共に、変わっていってもいいんだという様に思えたのはきっと、私の場合は、そもそも異文化の重なり合いで出来上がったアメリカに今住んでいる事、仕事柄、毎日何人もの”アメリカ人”に出会って触れ合う中で学んだ事、自分の個人的な経験、年齢や性別など色んな事が関係しているのだろうなと思います。
その自分や物事をまっすぐ見つめる作業は時に痛みを伴って、真っ暗闇に包まれる事もありますが、それを乗り越えて自分にとって必要の無い重荷を手放せた時に辿り着く新たな世界は、私の心に自由を与えてくれます。
自由の国として知られるアメリカと言う国は、昔から人々の自由や人権の為に戦って犠牲になった人たちがいる歴史がある上で出来上がっています。
そして今日も女性の自由や人権の為に、不安定な政治事情の中、自分や自分の子供の為に声を大にして信念強く訴えている人たちで溢れたアメリカは本当に強い国だなあと個人的に私は感じています。
自分の人生の責任は自分で取る。
派手で豪快なイメージの自由の国アメリカの裏にはその下でそんな自立心を持って国を造り上げている一人ひとりの個人がいるのがアメリカなんだなあという事を目の当たりにする毎日で、
日々の小さな事から大きな事まで、
私としての意見はなにか
私はどう感じるのか
私はどうしたいのか
私の心の声はなんと言ってるのか
私としての自立に励む27歳の毎日です。
”Just be yourself.” (あなたはありのままのあなたらしく)
シンプルな事ほど時に難しいですが、本当に大切な事は本当にシンプルな事が多い気がします。
アメリカ人でも日本人でも何人でも、ひとりの人間として、
その人にとっての本来のありのままの心の声を大切に、
胸を張ってその人らしく生きやすい世界に一歩一歩近づけけたらいいなあと私は思うので、
まずはその大きな一歩、わたしこそわたしらしく生きていこうと思う、そんなわたしの個人的な意見でした。
最近のカリフォルニアはすっかり暖かく今日も空は広く青いです。
それではまた♡
No one is you, and that is your power! ♡
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