WOOF WOOF! :夢を追いかけて-アメリカ生活-vol.3
私がこの世で愛してやまないもののひとつ。
わんこ!!!
動物全般基本的に好きなんですが、もうわんこがたまらなく好きなんです。
今回は私が住むカリフォルニアのペット事情についてお話しますね。日本とは少し事情が違うので。
ここカリフォルニア州ではかなりの確率でペットを飼っている人がいます。
ほとんどの人は犬か猫を飼っていて、犬好きな人は自分の事をDOG LOVERと呼び、猫好きな人はCAT LOVERと呼びます。
ここロサンゼルスは動物愛護者も多いので動物同伴OKなお店や、ペットと一緒に出勤OKな会社も多くあるんです。わたしの働くサロンでも事情があれば、同伴出勤おっけー。わたしのお客様の数名は毎日飼い犬達とオフィスに出勤しているようです。レストランやカフェなどは衛生面上、テラス席のみペット同伴OKな所が多いですが、動物が身近にいる事に慣れているせいか、周りの人も結構温かい目で見てくれます。
さて、私の予想だとふたりに一人はペットを飼ってるロサンゼルスのみなさん。どーやって愛するペットを見つけだすんでしょうか。
アメリカにはシェルターと呼ばれる動物保健所がありまして、日本では保健所というと汚くて訳ありの動物達が収容されているようなイメージで、あまり身近じゃないかもしれませんが、アメリカではほとんどの人がシェルターから動物を引き取って一緒に暮らすというスタイルが最も多いんです。
迷子になって誰かに発見された子達、どこかで生まれたけど引き取り手が見つからなかった子達、または色んな事情で飼えなくなってしまった飼い主に連れられてシェルターにやってくる子達など、色んな事情でみんなシェルターにやってきます。
シェルター付属の獣医さんから健康診断を受けて、予防注射をされて、狭い檻の中にいれられ、新しい飼い主さんが見つけ出してくれるまで祈るように泣きながらじっと待つんです。
シェルターは色んな地区にあって、誰でも簡単に訪れて、見て回ることが出来ます。気になる子がいればふれあう事も出来て、フィーリングや家庭環境などがその子に適してるとシェルター側が認めた場合、数日以内に家に連れて帰る事が出来ます。
その際新しい飼い主は、お金を払って、注射を受けさせ、去勢手術を受けさせる事が義務づけられています。私の愛犬を引き取ったときは確か$100(約1万円程度)でした。
これ以上不幸になる命を造り出さないようにと、虚勢をさせるようです。
アメリカのシェルターは動物の数が収容キャパシティーを超えてしまっていて、日本と同様、ある一定期間に新しい飼い主が見つからなかった場合や、少しでも反抗的な行動をしたり、危険とみなされた動物は、残念な事に安楽死されてしまいます。ここカリフォルニアでは、わんこ類では、特にチワワとピットプルが大量繁殖していて、シェルターの大半を占めています。わたしが初めてシェルターを訪れた時は涙が止まらなかったのを覚えてます。
また、安楽死ぎりぎり手前でシェルターから引き取って、家で一時的にお世話をしながら次の飼い主を見つけてあげるFOSTERという仕組みもあるんです。個人でやったり、ボランティア団体としてやったり、色んな人が一匹でも多くの命を救おうと日々戦ってます。
ロサンゼルス周辺の町では、ペットショップで動物を販売する事を禁止したり、人々の頭の中にもペットをペットショップから買ってくるというアイディアはほとんどありません。
血統書なんてものもない場合が多くて、気にする人もほとんどいません。
基本的にボランティア精神や動物に対する愛情が深いアメリカ人は、こーして大切なペットを見つけていく事が多いんです。
わたし個人的にも、現在飼っている2匹のわんこたちは種類も年もはっきりわからないシェルターから引き取って来た子と、近所で迷っている所を保護した子ですが、出会えて本当に良かったと思ってます。
シェルターにいる子達は、前の飼い主に暴力を受けてトラウマになって臆病になってる子だったり、不衛生な環境にいたから病気になってる子だったり、確かにペットショップで売られているような健康で綺麗な毛皮で全てが人間にとって扱いやすい子達では無い場合もありますが、どんな命だって大切なはずです。
愛情を注げば愛情は返ってくると思います。
アメリカでも日本でも、人間の勝手で辛い思いをする動物がどうか一匹でも減りますように…♡
____今日の若者英語レッスン____
WOOF WOOF! (わんわん!)
今回のタイトルですが英語で犬が吠える擬声語なんです。
日本語ではわんわんですが、英語だと『ウォフウォフ!』になります。その他にも、猫はニャーじゃなくてMEOW 『ミャオ』、ブタはブーブーじゃなくてOINK OINK『オインクオインク』になります。
全然違くって不思議ですよねw
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