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ツァラトゥストラ(ニーチェ著)から学ぶ無敵の自己肯定感 その④

どうも、棚橋です。

本日は「永劫回帰」について記します。


前回、ニヒリズムについて記させていただきました。


そして、突如現れた「超人」という言葉。

ニーチェは、人間は弱い存在であり、自分の弱さをごまかすためにキリストや哲学を考え出してきたが、それらを克服して自分に誠実に、強い精神を持って積極的に生きる人間のこと「超人」と呼びました。

ストーリーの中で、ツァラトゥストラは「超人」を教えるべく、
「永遠回帰」「運命愛」の思想を広めようとするのです。
(次々と難しそうな言葉が出てきますが、頑張りましょう!笑)

神が死んだニヒリズムの世界では、生が意味も目標ももたず、創造と破壊を無限に繰り返す円環状の世界となります。

「永遠回帰」とは、意味もなく同じことの繰り返し。
つまり、“人間は死んだ後、また同じ人間に生まれ同じ人生を繰り返す”という思想のことを言います。


「えー!生まれ変わっても同じ人生なの!?嫌だー!」

なんて思った人もいるかと思います。笑

そんな方に向けて、ツァラトゥストラは、意味のない世界から逃げることをせず、ありのままに世界を肯定するべきであることを説きます。

何度も繰り返される無意味な人生を「これが生だったのか、それではもう一度!」と受け入れて生きる。

そういう態度をニーチェは「運命愛」と呼び、そのように生きうる人を「超人」と呼んだのです。

…今回はこの辺で止めましょうか。

次回、本テーマの最終回になります!
ニーチェの思想の素晴らしいところをたくさん書きますので、是非ご覧ください。


では、今日も一日!全力で!



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