勝手にオトナプリキュア考察
前がき
最近になってオトナプリキュアの敵役「ベル」の正体を掴むきっかけが、のぞみたちがずっと暮らしている街のシンボルである時計塔の鐘だという話がありました。鐘には雰囲気は違うもののなんとなく容姿の似た天使の模様があったので多分そのまま敵の正体はあの鐘の中に宿る街の守り神的な存在なんでしょう
8話で雪城さなえさんはあの鐘を街のシンボルで守神のようなものだと語っていましたが、じゃあどうしてそんな存在として見られている「ベル」は街の人間を憎んでいる描写があるのか、そして人を襲い意識を失わせるのか。
そしてのぞみ達が大人になってもなぜ再び戦えるようになったのか。
どうしてタイムフラワーがキュアローズガーデンに咲いたのか。
まだまだ回収されていない伏線がオトナプリキュア にはたくさんありますが
個人的に今わかっていることや物語の合間に見える要素を結びつけていってこうじゃないかな?という答え?らしいものは見つけたんですが
いかんせんまだまだ物語の中盤を超えても新しい初情報も見えてくるのであくまでここまでの物語を見ての解釈という間違っているかもしれないけどこうやって考えたよ!という前提でご覧ください。
考察はあくまで考察、私は某メガネの探偵くんのような推理は無理です😂
11月26日→12月3日追記.
ベルの目的
先述した通り敵の正体はそのままあの時計塔の鐘の天使でしょうが、なぜ街の人間を襲うのか、まず私は前に呟いたことあるんですが敵の名前のベルって鐘という英語の意味のほかにも別の意味があるんです。
プリキュア5の世界観ってどこか西洋風さが目立ちますが、特に名前などの名称系にはフランス語が多いようです。これは有名ですがサンクルミエール学園のサンクルミエールは「五つの光」、パルミエ王国のパルミエは「ヤシの木」ヤシの木になる実はココナッツなので、王子達の名前がココとナッツですね。(ちなみに設定ではココとナッツは血縁ではないらしいですが、パルミエ王国には王様の木というヤシの木があってその木から生まれるのが王位継承者、つまり王子らしいです)
脱線しましたが、のぞみが大人になって先生をしているプレジール学園のプレジールも「楽しい」や「喜び」という意味があるらしいです
そして問題のベルですが、フランス語で「美しい」という意味があります
そして敵が現れて人を襲う時、大抵切っ掛けのようにSDGs問題として取り上げられる何かの映写がある事が多々あります、例えば川に物を捨てる事や植物や木々の伐採、食べ物の廃棄、自然環境の破壊に繋がるものが多い印象です
突然ですが実際にあるこんなシュミレーションはご存知でしょうか?
『もし人類が地球から消えたら地球はどうなるか』
有識者の学者さん達が実際に想定した、すべての人間が街や自然の中と問わず消えたらという過程で考えられた物ですが、小難しい話は省いてしまうと…
一週間ですべての発電システムは停止し、最初の一月ほどで大きな規模の崩壊が発生した後は人間の文明として作られたものは崩壊していき、やがて都市にも川ができあがり、コンクリートも崩壊を始めて200年以内には高層ビルもほぼ崩壊してしまう、そのまま鉛も地に戻り徐々に緑や自然が蘇りゆっくりと時間をかけて、結果的に6万から7万年以内には二酸化炭素のレベルが人間の生まれる前に戻るというものでした。
少し前のものですが、私はONE PIECEの作者さんの質問コーナーで知ったものです。人間や生き物は主に酸素を吸って二酸化炭素を排出しますが、逆に植物は光合成をする事で二酸化炭素を吸収して酸素をを出すという、小学校の理科で習う有名なものですよね、けれど実際には植物をどんどん伐採して資源にするか、またはその場に新しい建物を建てるなどの自然を顧みない行為、大きくいってしまえば環境破壊と言える行為でしょう、ゆくゆく二酸化炭素の問題は近年顕著になっている温暖化問題にまで発展します。
ベルはそういう人間の身勝手な行為に怒りを覚えていて、それが憎しみにまでなってしまったのでは?
ここまで大きな事例を出しはしましたが、個人的に多分ベルは人間を全て眠らせて原始の地球のあり方に戻すとかそこまでの考えはなさそうと思います。
少なくともあの鐘は戦後の街の希望のシンボルで守神とまで言われてきた存在ですし、のぞみ達がプリキュアの現役時は敵の組織との戦いはあったけれど今現在のようなベルが起こしている騒動は全くありませんでしたし、そもそも騒動が起きているのはのぞみ達の住む街の範囲くらい(今のところ。)
けれどずっと街を見守ってきたベル(鐘)からしてみれば、今の人間の行動は街の発展を進めている一方で、どんどん水を汚し、緑を失い、フードロスなどの廃棄するものを増やしていく…つまり人間が豊かになる代償に街の自然環境を犠牲にしている行為でしかない。という事
かつては自分が見守ってきた人間の行く末がこうなってしまったことに怒っているということでしょうかね、少なくとも戦後の復興のために一生懸命生きて、苦労してもみんな助け合って笑顔で1から自然を育てて街を作り直していった頃の人間は美しかった、だから見守る対象だったんでしょう。
けれど文明の発展したこの時代では、私利私欲に走って自然を汚す存在、顔も知らない相手すら簡単に人の笑顔を奪うことができる人間が多い世の中という現実。
3話のかれんさんの先輩医師の発言や7話での動画のうららの歌に対するアンチにまで反応していましたしね。
だからベルは今の人間に失望して「時間は戻らない、戻せない。…でも、変えてみせる」と言っています。
つまり「すぎてしまった時は戻らないけれど、これからの未来は変えられる。
美しい自然を奪って汚す人間を眠らせて、美しかった元の街に戻してみせる」
こういう意味なのでしょうか?
プリキュアを知っているベル
まず第2話にドリームが大人になって始めて変身した姿を見て、すぐにベルはプリキュアだと気づいてましたし、ドリームの変身後に名乗りを聞かないままシャドウを倒したプリキュアが「キュアドリーム」だと口にしていたので
多分間違いなくベルの方はプリキュアを、少なくともドリームのことは認識していると思われます。
ずっと地味にエンディングのベルと対面しているのぞみが伏線の気がしてなりませんでした。見慣れたサンクルミエールのボレロの制服姿からキュアドリームに変身した姿、中学生の時より髪が伸び高校生の姿から大人に成長した姿まで、のぞみの成長過程と全部向き合ってました。先述のようにベルが人間をシャドウを使って襲うようになったのは最近のことです。守神と言われた存在なのにこれだけ人間をちゃんと恨んでいるのは、相当長い間感情を蓄積させているのかもしれません。
人間が技術の発展を進めてきたのはここ数年とかの話ではないです。でもベルは最近まで行動を起こさなかった、もしかしてそれはこの街にドリーム達がいたからでは?
ベルはこの街のシンボルの鐘、なので高い時計塔の上に飾られていて鐘のある上の階まで登ったら街が一望できました。ということはベルはずっと全てを見てきて、怪しい組織が暴れる度に現れるのぞみを中心に集まった6人のプリキュアは悪い奴らと戦ってきたのを見てきたから知っていたのでしょう。悪の存在から人々を守り、同時にベルには街を守る存在にも映ったのかもしれません。
なのに次第に時が経ち、成長して制服が変わっている頃にはあの女の子達が変身して戦う姿を見なくなった。1話でのぞみの言葉では、キュアモがいつの間にか消えたと言っていました。物語当時のぞみは中学二年生で翌年は受験を控える三年生です、先生を目指すようになったのぞみには多忙な年だったでしょう、戦う相手もいなくなった事からキュアモのことはしばらく頭から離れていたのかもしれません。キュアモのことを思い出して探している回想はまだ中学生の頃の姿とそう変わっていなかったのでギリギリ中学生か高校生になってしばらくした間でしょうか、なくなっていたことに気づいたとはいえ、のぞみからしたらもう変身して戦うべき相手はいない。
でもベルから見ると、その間も時が経つごとに街が汚されていって問題が大きくなっていくのに、あの時戦っていた少女達はもう現れない、街で見かける姿は次第に成長していてもう長いことプリキュアを見なくなった。街を守ってくれないのか、この街を汚す存在がたくさんいるのに…。とでも考えていたのかも?
タイムフラワーがキュアローズガーデンに現れた訳
謎の花で不吉だと言われていたタイムフラワーですが、これが何度考えても一番難しくてわからないことだらけです
なのでここからはより一層考察というかこの辺はもう過程の話として可能性のあることをならべてみたいのですが、その前提で読んでいただきたいです(保険)
プリキュアだった頃から何年も経過し、大人になって色々な試練にぶつかりながらも、夢を叶えてそれぞれ普通の社会人として生活している中で突然、ベルがシャドウという敵を送って人を襲うようになった。
するとなくなった筈のキュアモが現れて当時の姿に体が逆行し、変身して戦えるようになったのがタイムフラワーの力のせいだということですが
なぜキュアローズガーデンに根を張り,成長し,プリキュアの力が目覚めるときに花が咲いたのか。
そもそもタイムフラワーとは何なのか,そして突然見つかったのも少し疑問。
キュアローズガーデンは命を司るバラが育つ場所ですが,前任の守護者であったフローラさん(キュアフローラとは別人)からのぞみへとその役目を託されました、現在は新しくのぞみが守護者に任命された時にキュアローズガーデンの閉鎖されていた世界を解放しているので,のぞみはキュアローズガーデンにとどまる事なく元の世界で夢を追う中学生としての生活を続けて大人になりました。
その流れの中でいつの頃かキュアモが消えているので,のぞみはもうそっち側の世界との縁が切れたのでは?とも一瞬考えましたが,一応その後もココと手紙のやり取りをしたり何度か会ったりしているし,手紙を届けてくれるシロップとも当然定期的に会っていたでしょう,なので違う世界との縁が切れているというわけではないようです。
現実的な問題のぞみも夢を叶えて仕事があるので忙しいでしょうし…世話をしているのはシロップが中心で名目上(?)はのぞみが守護者フローラの後任という感じだったのでしょうか?守護者そのものがなくなってみんなで守るものということかもしれないですが…
ただお世話をしているシロップは5GOGOの作中ずっとキュアローズガーデンに来たがっていたしそこで産まれていますし,オトナプリキュアには出てきていませんが相棒のメルポもバラの化身ですしシロップはメルポの言葉も分かります,本人も楽しんでいる様子です,ちなみにメルポの元の姿のバラを育てたのもシロップでしたので一番適任だったのでしょう。
そんなシロップはぶっきらぼうに見える性格ですが意外と繊細で仕事にプライドを持ってる性格なので運び屋もバラの世話もちゃんとしているでしょう。
あまり気にする事では無いかもしれませんが、タイムフラワーが開花する前になるまで存在に気づかなかったのも個人的には違和感なのです。なぜバラが集まるその場所にシロップに気づかれないまま成長したのでしょう。広い庭園とはいえ毎日世話をしていれば気づく気がしますが…
キュアローズガーデンはエターナルを倒した直後に扉を開放されています,そのあとは誰でも訪れることが可能になっているようだったので偶然入ってくることはあるかもしれません。でも珍しいはずの花という事なので都合が良すぎる気も…
または,シロップの相棒のメルポは強い願いの込められた手紙を受け取ることができます。通常はそれをシロップが受け取り送り先へ届けるはずなのですが,直接シロップが受け取らなかった事例もありました。
それが妖精のミルクが「美々野くるみ」そして「ミルキィローズ」に変身できるようになったきっかけでしたね、フローラさんが青いバラの種を送り,それをメルポが受け取りちょうどその時にパルミエ王国にいたのぞみたちと一緒にいたメルポが種を落としてしまいました。それを大事に育て花を咲かせたのがミルクという流れです。
今回もその時と同じように,メルポに届いたタイムフラワーの種がいつの間にかキュアローズガーデンに根を伸ばしていたという可能性はあります,というか偶然で済ませるよりそちらの方が自然かな?
では何故シロップが蕾になるまで気づかなかったのか
何か条件が無いと成長しなかったのでしょうか?
シロップが偶然気づかなかったという可能性もなくないのですが…
そして今度は種が意図して送られてきたのなら誰が送り主なのかという疑問もできます。
ちょっと考えてすぐ思いつくのは私的には一番に思いつくのはベルだったんですが、ただ送った本人とは違う意図で開花したのかな?という可能性で…
先述のようにベルが本当に街の人々が意図せずとしても環境を壊す行為をやめない上に,それを止める人々もいない
かつて街を守り戦ってきたプリキュアは成長して戦いから一戦を退いている。
ではプリキュアたちの時間が元に戻ればまた戦ってくれるのではないかと考え,そのベルの気持ちがキュアローズガーデンに手紙になってタイムフラワーの種として届いていた,というものです
もしかしたらこれはベルが無意識のうちにやっていたの可能性も
けれどタイムフラワーは花を開かせて力を開放するまでには至らなかった、
キュアローズガーデンは「命の庭」です。
命を司るバラを守る場所なのに人間たちに害を及ぼす可能性がある目的で花が咲くことはなかったのかも。
けれどそこでベルが痺れを切らせてしまい、完全に人間を見限ってしまったのか此度のシャドウ事件を始めてしまう、そしてのぞみがそれに巻き込まれました。
けれどのぞみは自らの想いの強さで逆に閉じていたタイムフラワーを開花させてしまい、その力で再び変身できるようになってしまった。
つまりベルの思いとは相反する目的でタイムフラワーの力を授かってしまった為ベルの敵となった。
これが一番分かりやすいというかまとまりがついた案です。
他にはベルの目論見を止めようとしている何か、たとえば街そのものか、ベルの正体と思われる鐘が飾られている時計塔の意思か、又はまだシャドウの正体など認知されていなかった気づかれないほど最初期の頃に襲われた人間の願いなのか、色々候補は思いつきますが
兎に角何かがベルの暴走を止めてほしくて願った想いがタイムフラワーになってキュアローズガーデンに届いてのぞみが最終的に花を咲かせたのかという案。
はたまたベルの残されている元々の街を守護する天使としての気質の部分という可能性もある気がします。
ベルって敵っぽくない私情で行動してないように見えましたが、物語が進むにつれてどんどん顕著に見えてきた気がします。
先日S⭐︎Sの2人が初めてベルと対面した時、「人間に任せておいてはやがて絶望の世界が訪れる」と発言しました。
これって果たして過去の敵組織のような私利私欲的な目的を持った輩の言うことでしょうか?むしろその逆では?
ベルの目的の考察でも言いましたが、ベルはあくまで「この街」を戦後の昔のように支え合う人々と自然の豊かさを大切にしていた美しい頃に戻したいだけなのでしょう、でも元々は街をずっと見てきたので人々を見守る天使としての気質がそう簡単に覆ったわけでも無いと思います。
変わっていく環境や街の様子や人々に憂いていた気持ちが不信や嫌悪感に変わり少しずつ募らせながらもずっと根底には守神としての心も残っていた
かつて戦っていたプリキュアのような人間もいると信じたかったけれど、自分自身で心がどんどん人間を見る目が変わっているのをわかっていて、その想いに飲み込まれる前に…という案。
私が思いつくのはこのくらいでしたが、正直どれもこれでは?と言う確信を他程得られないのが本音w
まだまだあまりにわからないことが多すぎて…憶測度高めなのです
憶測するのが考察じゃ無いかって言われたらそうなんですが…
このテーマは最終的に分かりそうですし、まだこの段階でも難しいです。
タイムフラワーとは何なのか
タイムフラワーがキュアローズガーデンに現れた事で考えられる理由はこのくらいでしたが、ではタイムフラワーそのものがそもそもなんなのか。
すでに大人になっているのぞみたちの変身する力の源と言っても過言でないほどの重要なキーポイントとなる花、力を使うとプリキュア現役当時の中学生の姿に戻り変身できるようになりシャドウと戦うことができるようになる不思議な花ですが、タイムフラワーという謎の多い力のある花に隠された力は何なのか。
のぞみがドリームに再び変身して当初は身体がとても軽くなったと言っていましたが、何度か戦った頃から一番変身して戦う機会が多かった為か戦闘後に異変が始まり一瞬気を失うようになっていました。少し疲れてるのかも、という発言を代わりに言い出してきた頃と時を同じくして、タイムフラワーもキュアローズガーデンで異変を見せ始めて花びらが一枚散ったのと同時にみんなと会話をしている最中に突然のぞみが倒れると言う不穏さ…
昨日の今日のことなのでまだびっくりしてますが、予告を見るにやはりなんとなく示唆されていた通りタイムフラワーの力を使っているが故のことでした。
ナッツがタイムフラワーのことを調べ出した頃から、不吉な花だと言われていましたが、それらしい症状が当初は無かった為かあまりみんな気にしないでいました、そもそもタイムフラワーは不吉な花だと伝えられているのに他にわかっている事はとても少ない程とても珍しい花のようです。
でも逆に言えばそれほど珍しいのに不吉であるということが伝わるほど少ない症例の中でも揃って不幸が続いたという事ではないでしょうか。
他に明確な事は今のところわからない事の多いですが、もうひとつ当初からわかっていたことがタイムフラワーは「時を告げる花」と呼ばれているという事。
何の時を告げるかは不明なのだそうですが、上記の通りの不吉と言われる事と合わせて見ると…力を使う度に倒れるようになったのぞみと同時に花が散ってゆき、その花が時を告げる花だと言われている。これを見ると何の時を告げるのかと言われれば思いつくのは、「命」じゃないですか?
先にも書きましたがタイムフラワーの事って大の読書家のナッツでも知っていることが少ない程珍しいようです、ただ不吉である事は伝わるのに明確なことは今のところほぼ記されていないのは、その花の力を使った機会のある人が伝えたのではなく、その身近にいた第三者が伝えているからでは?だから見たままのことしか伝えられないと思えば、不思議な花が咲いた後から不吉なことが起こるとしか残せないという事。当人はのぞみのように何かしらの動けない状態になっている…悪い方で言えば命に関わっているので「時を告げる花」はないでしょうか?
私は医学の勉強などをしてきたわけでもないので難しいことは分かりませんが、身体が急激に若返って戦えるほどの戦闘力を持つことができたという報告をした時、医者であるかれんさんが真っ先に体の心配をしていましたが、ストーリー上としてもフラグだったのかも、医学に無知なものから考えても体に負担がかかりそうだということはなんとなく想像くらいはできますね。
ただのぞみたちは過去に敵と戦っていた経験もあったせいか、本人たちもあまり不自然に思わなかったけれど、タイムフラワーの力を使っている今は過去の頃とは明らかに違う何かの代償があるのか、それとも知らないうちに身体にとても大きな負担を積み重ねている反動が徐々にきているのか…
タイムフラワーの名前から察するに過去に時間を戻しているのはそのまま分かります。
ただ時計塔の鐘に宿る天使であるベルが何度もこぼしている言葉があります
「時間は戻せない」
のぞみたちが中学生に若返って変身できるようになっているのはこの言葉と相反している行為ですね。
時間は戻すことも止めることもできないのは自然の摂理、誰でも平等に時は過ぎていくものです。
その摂理に反する事の代償としても考えることができます
タイムフラワーの力をこのまま花が散るまで使い続けていたら、それこそ本当に命に関わってくるという示唆が体の負担が出てきた上での疲労とか…
そしてタイムフラワーの見た目なんですが
こんな花があるのをご存知ですか?
私が昨日突然思い出してつぶやいていたので見てくださった方もいらっしゃるかもしれません…
昨日の夜この考察をもう一度考えている最中で突然思い出したのですが
これは時計草という実在する花です
昔プリキュア5GOGOの8話でも少しだけ出てきてるのでそれをたまたま思い出して検索してみたら特徴がタイムフラワーに似ているところが多かったので多分モデルにしているのかもしれません
名前も時計草なので、時を告げる時計=タイム
で繋がりますし…
調べてみたらこの花はとても成長が早いほど生命力があり繁殖力も強く
放っておいたらものすごいスピードでどんどん広がって行き、他の植物の栄養まで取ってしまうほどなんだそうな
相当お手入れを気遣っていれば綺麗な花を楽しめるのですがなかなか大変そうですね。
ただその反面花が咲くのは本当に短くて1日くらいであるのに葉や茎は残り続けるという…おまけに葉と茎には毒性があるのだそう
(※西洋ではハーブティーなどとしても使われたり薬草としても使われる例もあるので余程の大量摂取をしなければ毒性としての心配はないよう)
やっぱりなんだかタイムフラワーと似ている部分がありませんか?
そしてこの時計草は蔓が伸びるのがとても早いので放っておけば太陽光を遮ってしまうほどになるそうです、それが他の植物にも影響するのであまり地植えすることをお勧めされていないとか
タイムフラワーが今咲いている場所はキュアローズガーデンですよ
そこに咲いているのは命を司るバラなのでそれに影響が出るとすればのぞみたちの世界の人々も危ない可能性もあるのでは
あくまで時計草の特性なので全てが合致するのかは分かりません
何度もしつこいですがこれは考察なので悪しからずですが、9話でS⭐︎S組のタイムフラワーはいつの間にか咲いていましたよね…?
この先のぞみはどうなるのか
9話の終わりで倒れてしまったのぞみですが、予告のココの言葉通りタイムフラワーの影響があるのは間違いないでしょうから、力を使わないのが一番良いのでしょう。でもそうするとベルのこととシャドウはどうするのかが問題ですが
正直今までプリキュアを見てきた方ならみんな思っているのではないでしょうか
彼女たちがこのまま街や人々を放っておくという選択肢はきっとないでしょうね。可能性があるとすればまだ影響が出ているのはのぞみだけですので、他のメンバーでなんとかするとか…でものぞみだってそれを黙っていられる性格じゃないのはご存知でしょう。
そして次回のタイトルは「サイゴノヤクソク」です、不穏感煽られまくって私は昨日から頭抱えています。
この考察全体が不穏さマシマシさせる内容なので今更かもしれないのですけどね
これは考察なので(諦め)
不穏さだけ残すのも何なので最後の最後に希望になりそうなことを。
先ほど紹介したタイムフラワーのモデルかもしれない時計草という花ですが
宗教がらみのものが多く持つ中で、唯一宗教と関係が薄そうな花言葉がありました。それが
『聖なる愛。』という花言葉だそうです。
ここまで拙い考察でしたが、読んでいただいた皆さま
長いご視聴お疲れ様でした
ありがとうございました😊
残り少ない期間かと思われますが
今後もキボウノチカラ オトナプリキュア 23を楽しみましょう!
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