悪魔と呼ばれた男
悪魔と呼ばれた男について話そう。
その男は幼少期から電話帳を開き、乗ってある全ての数字の総和を言うという遊びを行っていた。
11歳の時には数学者の前で大学数学を解いて見せ、あまりの解法の鮮やかさに数学者を感動させた。
そしてある日その男は2人の男と水素爆弾の効率概算で競った。
1人は手回し式計算機で計算し、1人は計算尺で計算した。
そしてその男は腕を組み、天井を眺めていた。
結果は天井を眺めていたその男が最も速く、正確なものだった。
計算尺より速く、手回し式計算機より正確にその男は頭の中だけで計算していたのだ。
あまりに人間離れした暗算の速さに人々はその男を気味悪がり『悪魔』と呼んだ。
一方でアルベルト・アインシュタインは
「本当の天才とは彼の事だろう」と称賛した。
その男の名は『ジョン・フォン・ノイマン』
推定IQは300
人類史上最高数値
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