職場のストレスの多くは、それぞれが考える理想の状態のズレが原因なのかもしれない。
机の上には水がこぼれ、紙屑が落ちていて、椅子はバラバラ。
そんな会議室の状態を見たら、誰だって言うだろう「これは問題だ」と。
では、椅子と机が整然と並べられていて、ゴミも落ちていないし汚れもない。そんな会議室だったらどうだろうか。
「良い会議室の状態だ」と思う人もいれば「これは問題だ」と思う人もいるはず。
なぜ椅子と机が整然と並べられていて、ゴミも落ちていない、汚れていない綺麗な会議室が問題なのか。
文章での説明なので屁理屈のようにもなるのだけど、これは本当に人によって問題か、そうでないかの意見が分かれるところだと思います。
問題だと言う人は「この会議室には時計がない」とか「ホワイトボードがない」なんてことを言い出します。
問題でないと考える人と何が違うのか。
答えは、その人の考える『会議室の理想の状態』が違います。
問題意識を持っている人は、何かしらの理想の状態を思い描いています。(無意識かもしれませんが)
その理想の状態と、現状にギャップがあるから、問題だと感じるのです。
先ほどの会議室のように、複数の人が関わる場の場合、それぞれの考える理想の状態のズレが大きいと、お互いストレスになります。
それなのに、みんなの考える理想の状態を共有してみたり、チームとしての理想の状態を定義したり、そう言ったコミュニケーションをとって理想の状態のズレを無くそうという行動をしていないように感じます。
理想の状態のズレが少しでも少なくなれば、職場のストレスはだいぶ軽減されるのかな。なんてことを考えました。
今日も読んでいただきありがとうございます。
理想の状態を定義する。職場だけでなく、家庭でも使えそうな気がします。
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