PDCAについて考えていたら、最も大事なことは「より良くしたい」という意思なんじゃないかと思いました。
昨日、言葉の因数分解の話をしたのですが、そういえばこのPDCAの話もそういうことなんじゃないか?と思いました。
PDCAを、
①目標設定
②現状把握/問題発見
③課題設定
④対策/立案
⑤行動計画策定
⑥動機付け/行動
⑦進捗確認/制約条件の解除
という7項目に分解してわかりやすく(行動しやすく)しているわけです。
ここで、「なるほど!よし、そういう風にやってみよう」というのもいいのですが、自分なりに分解しなおす。せめて理解し直す。という一手間があってもいいのでは?なんてことを考えました。
①目標設定
②現状把握/問題発見
③課題設定
④対策/立案
⑤行動計画策定
この①〜⑤までが『P』
⑥動機付け/行動
⑥が『D』
⑦進捗確認/制約条件の解除
⑦が『C、A』
それぞれわかりやすい言葉にしたり、分解して複数の項目にしたりしているのかな?なんてことを考えてみます。
『P』→良い計画を立てるには、このぐらい分解して、一つ一つ明確にしていく必要がある。
『D』→行動するためには、動機付けが重要だ。
『C、A』→振り返りと改善は、現状(進捗)の把握と制約(目標達成に向けてブレーキになっていること)を取り除くためには?という視点が大切。
自分なりの言葉にしてみる作業を加えることで自分が行動するときにイメージがしやすく、行動しやすくなるのではないでしょうか。
そういえば、最近は『OODAループ』などPDCAに変わる?いろいろな考え方を目にします。中には「PDCAなんてもう古い、これからは〇〇だ!」なんて言い方をする方もいますが、個人的にはPDCAなど昔からある考え方を分解したり、言い方ややり方を少し変えたりしているだけのように感じてなりません。
根本にあるのは、『振り返りと改善』より良くしようという意思です。
より良くしようと思うから振り返って改善策を考える。振り返るためにはもちろん行動が必要で、行動と比較するための計画が必要なんだと思います。
PDCAもOODAループもあくまでも手段。より良くしよういう意志が、何よりも重要なんじゃないかと感じました。
今日も読んでいただきありがとうございます。
より良くしようという意志がなくなると仕事としてはとてもまずいのでは?と思いますが、人は変化を嫌うもの。というのもまた頭の痛いところ。
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