字が汚い若者だから、私はICTを始めた。
ノートに報連相を書くのが苦手だった。
理由は「字が汚い、漢字間違いが多い、書いてると意味が分からなくなる」自分といつも向き合うことになるかたらだ。 #苦手なものに蓋をする
書けば書くほど字が読めなくなり、間違いが増える。
長文になると自分でも意味がわからなくなる。
それって自分1人だけ?周りも、意外とそうだと気づいた。
#違ってたら恥ずかしいやつ
私の周りは高卒の子達が多く介護職員(正社員)の平均年齢は26.4歳
みんなiPhoneユーザー #すごい時代 #平均年齢若い
書くよりもフリック◎
画面上で漢字が予測変換でくるので間違えることはほとんどない。
例えばこんなことが起きたとしよう。
佐藤太郎様、訪室時ベッド横でうつ伏せの状態で滑落しているところを発見。声かけに反応あり、左前腕に擦り傷10cm×5cmあり、他介護職員、医務、管理者を呼ぶ。外傷確認後2人介助にてベットへ移乗。医務と2人で再度外傷確認を行う。
上記のような報告をノートに書く
文字数にして110文字前後、分かっていればパッと書けるが
状況を整理し分かるように書こうとするとパッと書くのは難しい。
段々と同じことを書き、段々と字が汚くなる。 #しかも私は左利き
やっとできた文章を管理者や医務へ持っていくと
管理者:
「ここ、間違えているよ」
医務:
「ここの漢字、意味が違う」
と直しがくる。直してまた出す。
管理者:
「うん。内容はわかったけどもう少し読める字で頼むね」
医務:
「この字なんて書いてあるか読めない。字が小さくて」
!?
せっかく書いたものが読みづらい、伝わりづらい、ダメ出しが来る
↓
それを毎回、ことがあったら書いて共有する
↓
ダメ出しが来る
↓
書く
↓
ダメ出しが来る
だんだんと書くのが「億劫」になる。#だって人間だもん
ちょっとのことならノートに書きたくないと思う若者=自分が誕生する。
※上記は例です。こんなに指摘されることは稀です。
※自分が読み手の時も「もう少し読みやすく・・・」と思ったことは正直あります。
字が汚い
字が読みづらい
字が間違っている
文章の意味がわからない
これって勉強したり自分でどうにかできることなんだけど
その前に心が折れる。「だったら書かないし、一生懸命書いたのに」
まわりを見る。自分と同じように、
字が汚い・読みづらい・間違い・意味わからないと
言われている若者がいる。 #活字よりフリック世代
「何か良いものはないものか〜」
私は字をキレイにすることより
スマホで完結できるものがないか調べた。そして提案した。
ケアコラボという介護記録
LINEWORKSという情報共有を私の施設では使っている。
それでも紙はなくならない。だけど「書く」という動作が減った。
減ったからと言って共有ができていないかというと
「紙の時と同等、時にそれ以上はできている」と私は思う。