ゆずりの問題定義
ゆずりバックが掲げる問題定義として、日本の多くの方々が肩こりに悩んでいるという点です。私自身も長年肩こりに悩んできました。
日本の女性が抱える身体の不調 第1位は、「肩こり」です。
厚生労働省が行う「国民生活基礎調査」よると性別にみた有訴者率の上位5症状の調査では、日本の女性が抱える身体の不調の歴代1位は「肩こり」です。日本の男性では、歴代2位となっています。
実に、多くの日本人が肩こりの症状に悩んでいます。
「肩こり」は、男性よりも女性に多い。
ある調査では、男女別で肩こりの自覚症状の有無を調べた際に、調査対象者のうちで、女性の70.2%、男性の47.6%が肩こりの自覚症状あるとの結果があります。この結果にある通り、男女でかなりの差が出ています。
「肩こり」に悩む女性が多い理由の3点
①女性は、男性よりも 首や肩まわりの筋肉量が少ない。
②女性に多い冷え性が影響し血行不良をおこす。
③バストの重みを肩で支えていることで負担がかかる。
女性の方が、男性よりも肩こりの症状が多いのは、女性がもつ身体的特徴によるものだと言われています。
バック、鞄の種類や持ち方によっても「肩こり」の要因となります。
手提げバックをいつも同じ側の手で持ったり、ショルダーバックをいつも同じ側の肩で支えていたりすると、片肩にばかり比重がかかり、その負担から肩こりの原因となります。
どんな種類のバックが肩こりになりにくい?
「肩こり」の症状が出にくかったバックの順位
1位 リュックサック
2位 ショルダーバック
3位 ハンドバック
ある実験で、リュックサック・ショルダーバッグ手提げバックの3種類のバックを持って一定の時間を歩いてもらい、その後、肩こりの指標である「肩の筋肉の固さ」の変化を測定した調査では、肩こりになりにくかったバックの1位がリュックサックでした。
調査の結果、身体の片側にばかりバックの比重がかかるバックが、肩こりの症状を引き起こしやすいことが判明しています。
ゆずりバックは、そのような問題定義から、身体への負担を軽減できて、楽に持てるバックをつくりたいのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?