「馬」という尊い存在~毎度恒例!日帰り馬産地を尋ねての巻①~
札幌から車で高速使って2時間も走れば、そこは馬産地。
毎度恒例になった日帰り馬産地巡りへ出かけました。
今回は・・・
①桜舞馬公園(新ひだか町静内田原)
② ホロシリ乗馬クラブ(新冠町西泊津)
③ビッグレッドファーム明和(新冠町明和)
④ノーザンホースパーク(苫小牧市美沢)
合間に40km程の道を往復するので、
今回はこれが限界。
①桜舞馬公園
近くにはレックススタッド・アロースタッドと見学をさせてくれる牧場様がおりますが、レックススタッドは残念ながら見学期間外、アロースタッドは見学時間が合わなかった。
桜舞馬公園とは・・・。
かつて時代を活躍した一部の競走馬達が眠る場所、自然豊かでとても神聖な場所の1つ。
毎度立寄る場所でもあるが、今回はこの2頭の子たちのお墓参りである。
ウイニングチケットに至っては、
昨年、浦河優駿ビレッジAERUを訪れた際に会えてましたが、タイキシャトルに至っては休みが合わず、そのまま会えず終いになってしまった。
彼らの紹介は、きっとこの記事を開いてくださった方にはもはやご存知!でしょう。ここは割愛しますが、こうしてお墓が作られ最後をしっかり看取られ、生きてこれただけでも奇跡的。
生まれた牧場等でも手厚く供養された子もおります。
② ホロシリ乗馬クラブ
競馬から乗馬へ転向している子も沢山いるわけで、乗りたい気持ちを抑えつつ見学をさせて頂きました。(脚の筋力がまだ微妙故💧)
お父さんが名前の知れた子や様々ですが、目の優しい子揃いでした。
至近距離はご法度✋
優しい子達ばかりなのは解っていても
私の様な見学者は未知の生き物。
会員さんの様にハッキリ所在がわかる方々とは訳が違う。
なんらか病原体を蔓延させてしまうかもしれないし、万一噛みつかれたら。
こちらの不手際であっても噛んでしまった子自身の立場が悪くなったらいけない。きちんとマナーを守って見学が鉄則。
③ビッグレッドファーム明和
こちらも毎度見学させていただく牧場、目的は「ゴールドシップ」に会いにいく✨️
ゴールドシップ✨競馬好きなら知らなきゃもぐりと言われても過言ではないスターホース。(知らなかったらググってみてね!)
昨日は放牧されておらず、厩舎に居たのですがお尻向けたままでして💦
気まぐれシップさんはまた再来月に会いに来るとして、元気な姿見れたので早々切り上げ。
④ノーザンホースパーク
札幌帰るにはまだ早く「だったら、ディープのお母さんに会いに行ってみようよ!」と立ち寄った。
1時間半程度しか時間が無かったので、
新しくできたモニュメント「ディープインパクトゲート」は今回スルー。
厩舎と乗馬クラブを見学🏇
無敗の三冠馬の母✨️
息子は先に虹の橋を渡ってしまったけど、母はその分長生きして欲しいもの。
偉大なる母にようやく会えた。
1番近いのに遠くへばかり出かけてて、灯台もと暗し。
私がかつて愛した女帝エアグルーヴの息子。胸が熱くなった。
他にも名馬が居たり、サラブレッド以外の種の子も多々暮らしてる。
馬車を引く大型種の子✨️
乗ってみたい!という気持ちが高まる。
こうして出会えた子はほんのひと握り。
馬は経済動物であるのは切っても切れない事実。
「競走馬」にクローズアップして話をすれば、新馬戦に出して結果が残せず行き場も無くなり、最悪食肉や飼料になる場合もある。(その他理由もあり)
そんな中で戦い生き延び、今がある子達には労いの言葉しか出ない。
また、引き受け管理をし最後までお世話をしてくださる方々に感謝しかない。
だからこそ、馬は尊い。
「今日もどこかで馬は生まれる」
という映画を見ると、
生産者・育成・引退後に関連する方々・食肉加工される方、葛藤の中で馬と向き合っている事に気づく。
馬に限らず命は大切。
生まれてきて生き延びている子たちに
少しでも何か出来ないか、
より考える様になった旅でした。
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