怖い話と言えば夏、夏のイメージと言えば…?
暑い日が続いていますね。
我が家もクーラーがフル稼働するようになり、夏本番だな~と思いながら過ごしています。
そして毎年夏になると思うのは、「怖い話が読みたい」ということ。
不思議なくらい怖い話成分を補給したくなってしまいます。
テレビはほとんど見ませんが、怖い話系やミステリー系の番組をやっていたらついつい見てしまいます。
もともと怖い話系が好きで季節に関係なくぼちぼち読んではいるのですが、やっぱり夏は気分も乗ってくるというか。
なぜ「怖い話=夏」と思うのか
世間的にも夏には怖い話、ホラー番組という風潮がありますが、なんでこんなにも私は怖い話を欲するのか、自分の場合について考えてみることにしました。
やはり影響として大きいのは、子どもの頃夏になるとよく放送されていた怖い話のテレビ番組ではないでしょうか。
特にお盆の前後なんかはたくさん放送されていましたね。
怖いけど見たい…!という気持ちを抑えられず、布団をかぶりながらテレビを見ていたのもいい思い出です。
クーラーのきいた過ごしやすいはずの部屋で布団をかぶって、汗だくになりながら怖い話に没頭する…その五感の記憶もすべてセットになって、夏になるとこんな感じで怖い話を楽しんでいたな~と強く印象に残っているのかもしれません。
五感とのリンクはかなり強烈な記憶になりますしね。
今でもその光景が思い出せるくらい強烈な思い出なので、私の中でも強く「怖い話=夏」となっているのでしょう。
他にもある「夏」と言えば
夏と言えばこれ、というものは怖い話だけではないです。
なぜか私には「夏のイメージ画像」みたいなものがあって、夏という言葉を聞くだけでそのイメージが浮かび上がってくるんです。
そのイメージ画像が不可解なんですよね。
何故かと言えば、全然私の実体験ではないからです。
そのイメージの一つは「ちょっとした田舎町の商店街のような場所にある駄菓子屋」です。
ちびまる子ちゃんにでてくる「みつや」みたいな感じの建物ですね。
でもアニメ調ではなくて普通に存在するリアルな建物のイメージとして浮かんでくるんです。
全然記憶にない場所で、似たようなところに行った記憶もなく一体何なのか不思議なのです。
全く知らない場所のはずなのに、そのイメージを思い浮かべると懐かしい気持ちになるのです。
そしてそこに行きたいような感覚にもなるのですが、絶対に行こう!みたいな熱意はなく、嬉しいような気持になるんですよね。
そこがまた不可解なのですが。
夏に見た何かしらのテレビやアニメの影響だったりするのかな?とも思ったのですが、心当たりのあるものは確認してみてもそのような風景はありませんでした。
子ども時代にチラ見したくらいの番組だったらもう確かめようもないですが…。
小説からのインスピレーションもあるかなと思って思い起こしてみましたが、こちらでも無いようです。
大変謎の多い「夏のイメージ」ですが、イメージが浮かんで気分が悪くなるのならともかく、嬉しい気持ちになるのであれば謎でもまあいいのかな、なんて思っています。
そのうち謎が解けたら面白いな~とは思っていますが。
実はもう一つ、夏というと思い出すイメージ画像があるんです。
こちらは画像というより映像に近いかもしれません。
その光景は、「和室でかき氷を食べている」というもの。
でも私が食べているわけでもなく、食べている人が出てくるわけでもないので、「和室とかき氷」という感じでしょうか。
そういえば謎の駄菓子屋さんも全く人の気配のないイメージです。
ちなみにこの和室、全く知らない場所です。
実家でもなければ祖父母宅・友人宅などでもなく、全く記憶にない場所です。
そもそも誰かの家でかき氷を食べた記憶もないので、私の体験した何かしらの記憶では無いようです。
こちらに関してはわりとよくある光景のような印象なので、テレビで見たワンシーンの可能性が高いです。
とは言えやっぱり懐かしい気持ちになってしまうイメージ映像なので、とても不思議に感じています。
こういった謎のイメージはどこから来ているのか、解明する手段はあるのでしょうか?
大変気になります。
イメージ映像だけじゃない、「夏」
夏という単語を聞いたときに思い浮かぶのは、上に書いたイメージ画像たちだけではありません。
お祭りや花火といったイベント系もありますが、私が思い浮かぶのは「夏の匂い」と「夏の朝の澄み切った空気感」です。
春夏秋冬それぞれに私のイメージする「匂い」があるのですが、夏は梅雨とそれ以外の2種類あるように感じます。
雨の匂いは「わかるー!」と思う方も多いかもしれません。
雨の匂い以外の夏の匂いは言葉にするのが難しく、似たような匂いも思いつかないのですが、深呼吸したくなるようなさわやかさのある匂いなんです。
さわやかといってもメントールのすっきりした感じや芳香剤にあるような香りではないです。
おそらく自然の草や木の匂いなのかなと思っていますが、この匂い、癒されてとても好きです。
匂いではないですが、夏の木の葉が明るい緑色になって風に吹かれてキラキラしている風景も好きです。
そして夏の朝の空気感は格別だと思っています。
早起きが苦手で朝がつらい私でも、夏の朝の澄んだ空気に触れると「この朝の時間を過ごせてよかった~」という気持ちになります。
ゴミ捨てに行くのも苦じゃないくらい。
リラックスするし、元気が出ます。
去年の夏は暑すぎて溶けるんじゃないかと思うくらいで、朝から自分の体感を疑うほどの暑さでしたが、それでも朝の空気感は相変わらず心地よくて、暑いけど今日も一日頑張ろう!と思わせてくれました。
夏のイメージは人それぞれ
「夏」と聞いて思い浮かぶイメージは人それぞれ、人の数だけあると思いますが、良いイメージがあると夏を楽しみにさせてくれますね。
私は暑がりで炎天下にいるのは苦行か何かだと思っていますが、それでも夏が好きなのは素敵なイメージがあるからです。
不可解なものもありますが、私にとっての大切な「夏のイメージ」なので、これからも思い出して楽しい気持ちになりたいです。
さて今年の夏はどんな夏になるのでしょう。
新しい素敵な夏のイメージができたら嬉しい限りです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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