呪術廻戦0 観てきた
まだエヴァの記事も書きかけのままほったらかしにしていますが、、、
いや、ほったらかしと言うか、考えれば考えるほど考察ドツボにハマってしまって前に進まなくなったので、昨日観てきた(足引きずって見てきた)呪術廻戦0の記事を忘れないうちに書こうと思います!
やっと買ったiPad mini6でキーボード使えるようになったし!(^_^;)
そして、やっと色んなことが出来るようになったというか、やる気が起きたというか汗
と言うことで、呪術廻戦0のお話しするよー!!
果たして「愛ほど歪んだ呪いはない」のか?
このセリフは劇中に最強の呪術師、五条悟が乙骨憂太に言うセリフである。
まぁ、この記事を読んでいる方は大体アニメの呪術廻戦か、漫画の呪術廻戦かを履修済かと思うので、細かい説明はいいかなと思うのですが、呪術廻戦0の主人公 乙骨憂太が交通事故で死に特級過呪怨霊となってしまった幼少の頃の恋人 祈本里香からの思いを評したものである。
この言葉、一瞬上手いこと言うなーとは思ったのだが果たして本当に愛ほど歪んだ呪いはないのか?
確かに呪いというのもは執着であるとも思う。
強く引かれて、深く思い込んでどうしても忘れ切れない思いが歪んで呪いとなることはあるだろう。しかし、呪いというものはもっとおどろおどろしいイメージがあるのだが、ここからどのように愛が最凶の呪いとなるのか。
愛にも執着心というものがあるだろう。
でも、深く思い込んでどうしても忘れきれない思いというのは愛より「恋」というような…
恋が呪いとなるのはわかる…すごくわかる!
でもこの映画に限っては恋ではなく、最凶の愛(呪い)の話なのだ。
乙骨憂太と祈本里香は、どこからどう見ても相思相愛の中である。その愛の中で交通事故死がきっかけとなり祈本里香は特級過呪怨霊となった。
愛が呪いとなる。愛=(イコール)呪いとなってしまうトリガーとは?
これが物語の主軸となり登場人物達に課せられた枷である
※ネタバレ注意!
この漫画の主軸一つに呪いとは?というのがあると思う。
呪というものに、囚われ また取り憑かれたもの達(登場人物)、またその枷から逃れられない者達の物語であるが故、愛は呪となったのだろう。
結局、祈本里香が怨霊となった理由は、祈本里香の死に乙骨憂太が耐えられず血統から持ち合わせたその力で死した祈本里香を現世に留めるために、醜い呪霊の姿に変えたのだ。
こう書くと、確かに愛は乙骨憂太により呪となり、冒頭の「愛ほど歪んだ呪いはない」というセリフに繋がる。
幼いながら、愛する人を。
幼さ故の残酷さで、その姿を歪めてまで自分の手ものとに置きたいがために呪をかけた。
確かに執着であり、乙骨憂太から祈本里香への愛の形だったのであろう。
しかし、これだけだと乙骨憂太→祈本里香への一方的な「恋」と言うべきなのかもしれないが、終盤で祈本里香の呪が解けた時に彼女は憂太を恨んでおらず
「里香はこの6年が生きてる時よりも幸せだったよ」
と自分より遥かに大人になった彼を小さな腕で抱き締めるのだ。
彼女は、彼の愛を受け入れ特級過呪怨霊となり彼が望む限り自己を犠牲にして彼のそばに居続けることを望んだとも言えるのではないか。
その姿になってでも彼のそばにいて愛することを選んだ。
愛は一方通行では愛ではない。
お互いの思いが交差して愛になるのであろう。
ああ、確かにこれは 最凶の純愛のお話であった。
終盤これが愛による呪いだと、乙骨憂太自身が理解しているセリフがある。
彼が自身の未来(命)(&愛の告白)と引き換えに怨霊里香の呪力の制限解除をしたのを見て、夏油が
「この女誑しめ!!」と避難するが、
乙骨は
「失礼だな 純愛だよ」と涼しげな顔で即答する。
ここのシーン、メッチャ好き。
原作漫画も持ってて、そこでは結構スラッと書かれてますが、
もうこの映画の一番の山場はやっっぱりここで1番綺麗に素敵に
描かれてて、監督わかってるぅ!ありがとう!!とすごく思い
ました。
そう、乙骨はわかっていたのだろうな。
そして、冒頭のクエッション。
「愛ほど歪んだ呪いはない」のか?
それは彼が彼であるが故の、死んでしまった幼い恋人のために犯してしまった歪んだ想いの形が呪いであったということなのだと思う。
ダラダラと書いてしまったが、呪術廻戦ファンとしては⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️5のアニメ映画でありました!
アクションも良かったし見る価値ありますよ!
ぜひお時間ある方は、イヤイヤ、お時間作っていただいて感染対策をバッチリでのご鑑賞をおすすめします!
因みに主人公 乙骨憂太の声は、エヴァの主人公 碇シンジと同じ声優さん 緒方恵美さんです。
えーっと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、緒方さんはさすがですよ。
誰も傷つけたくない 乙骨憂太
と
誰からも傷つけられたくない 碇シンジ
この正反対の2人を見事に演じ分けされてます!
これだけでも見る価値あります!
みなさま!是非是非劇場で!
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