テキトーを重視して───────────31

おれは今、あのみつる馬鹿野郎(悪口のバリエーションが小学生www)の家の前に居る。
「寸也斗。」
そう言っておれは寸也斗を見る。寸也斗のリュックサックの中にいるパッソコンが
「電子ロックねぇ、解除できるわよっ!」
といった。寸也斗はすんごく嫌そうな顔をして、
「犯罪者なりたくないんだけど・・・・・・。」
といった。おれは構わずパッソコンに電子ロックを解除してもらった。
「でも相手も犯罪者だし、ねぇ?」
と共感を求めようとパッソコンを見る。パッソコンは
「いくらなんでもそれはダメよね、」
といった。クソ~!はめられたっ!寸也斗に良い所見せようとしてるぞ、コイツ。しかもちゃっかり電子ロックは解除して。
「あ?そういうなら電子ロック解除するの辞めとけばよかったじゃねえか!」
思わず悪い口調。
「は~?アンタが先に言ったんでしょ!」
とパッソコン。
「プッチ~ンもうキレました~、は~い、もうパッソコンなんて知りませ~ん。」
とおれはとりあえずまくしたてた。パッソコンが言う。
「プッチ~ンって言ってるだけで弱いのよ、ば~かば~か。」
おれはイラっとしすぎたので知っている悪口だけでオンパレードした。
「パッソコンのば~かば~か!ア~ホ、ア~ホ、えぇと、ば~か!」
ホントに、、、文字だけ見ると小学生みたい。
「まぁまぁ。それより、、、さ。」
そう言って寸也斗はみつるに目を向けた。
「人んちの前で何してるんだ?金輪際関わらない約束じゃねえか。」
おれはすぐに答える。
「散歩してたらパッソコンがやなこと言って来た。おれ悪くない。」
我ながら小学生構文。小学生構文ってなんだ?子供っぽいってことか?これでもいい大人・・・・・・ではないか。


変なところだけど質問コーナーのお時間ですっ!

Q,昴が小学生化したら、需要あると思いますか?

昴&私&パッソコン「ない(即答)」

寸也斗「ある!」

桃李「え、見てみたい!!」


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