ちょいと変わったノンさん~第二章~ ~遊園地編2~
短いです。はい、短いです。すみません。これで文字数を増やしてるわけじゃありませんからね!絶対に。・・・・・・ちょっとはそうしてるけど。
お誘い
おれ、るい。
「るいるいー!」
こっちはノンさん。美人だけど、少し変わってる。
「何?」
おれが聞くとノンさんは
「明日、遊園地に行かない?」
「行く!」
とおれは言った。この前の遊園地かな?
遊園地
「るいるーい。」
とノンさんが待ち合わせ場所に走ってきた。ここは、前の遊園地。
「待った?」
「待ってないよ。」
この会話って・・・・・・恋人とかがする会話だよな?そして、ノンさんランドに足を踏み入れると。ノンさんが言った。
「ねえ、あそこのメリーゴーランドに乗らない?ジェットコースターものりたいね。」
そしてすぐに、
「っ!」
と息を飲む。
「るいるい、ちょっと普通の遊園地の方に戻ろうか。」
とノンさん。何があったんだろう。おれが聞くと、ノンさんは
「何でもないよ。何でもないから。」
とはぐらかした。でもおれは、そのまま流しちゃった。
「そっか。じゃあ、何から乗る?」
とおれが聞いたらノンさんは
「ウォータースライダーにいこうよ。」
とズレたことを答える。ウォータースライダーに行きたいならプールに行けばいいじゃん。
「そーだ!ノンさんランドの観覧車に乗らない?」
おれはノンさんランドの観覧車に乗っていた。
「ノンさん、今で何分目?」
「まだ32秒だよ。」
5時間だよな。
「知ってる?この観覧車のてっぺんで景色を見ながら告白すると、成功しやすいらしいよ。」
「ええ!!」
おれは驚く。そして、
「何でそうなるの?」
と聞いてみた。ノンさんは、
「吊り橋効果だよ。」
吊り橋効果?
「吊り橋効果っていうのはね、心理学の実験で吊り橋の上のような不安や恐怖を強く感じる場所で出会った人に対し、恋愛感情を抱きやすくなる現象のこと。」
へー。全くわからない。
「そうなんだぁ。」
そして、5時間が経過し・・・・・・。
「ノンさんって恋のキューピッドみあん、好きだったんだー。」
「まあ。私はシオン那美ペア推しかな。」
「おれはりなとちさとペア推し。」
5時間も一緒にいたから、共通点が見つかった。ノンさんも普通の女の子だもんな。
「やっぱり、みあんもいいと思わないか?」
「確かに!っていうかさ、みあんって・・・・・・あのみあんさんなのかな?」
「そうかも。恋のキューピッドみあんで、お祭り編が出てたけど、それに出てきた女の子と男の子、私たちに似てたし。もしかして、私たちも恋のキューピッドみあんに出てる⁈(今、この瞬間もちょいと変わったノンさんに出ているのですが)」
「まじかー。」
そして、るいとノンさんのみあんトークは立崎が来るまで続いたのであった。
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