恋のキューピッドみあん~コラボ⁉~
前の話はこちら↑
私、恋のキューピット事務所を経営している・・・・・・
「オイ!みあん!」
そう、私がみあん。120・・・・・・10歳。って誰が先に言ったのよ!このパターン、1回目じゃないような・・・・・。
「早く来い!」
この声はシオン!
「今行くよ!」
部屋を出て、リビングに行く。お姉ちゃんとシオンがテーブルを囲んでいるのが見える。
「あのさ、買い物に行かない?」
とお姉ちゃん。
「買い物⁉行く行く~!」
と私。
「じゃあ、荷物を用意しといてね。」
とお姉ちゃん。
買い物・・・・・・っ!
「ちなみに、何を買うの?」
と私がお姉ちゃんに聞くと、お姉ちゃんは答えようとした。
「それはね、────」
「お姉ちゃん、後ろ!」
と私は言おうとしたけど急に眠くなって・・・・・・。
ノンッチ⁉
「起きなさいよみあん!」
「五月蠅い。静かにしとけよ。」
「シオン!静かにしとけじゃないから。とりあえずみあんを起こさないと。」
「りあんさん?」
「ノンさんですか?」
「そうです。ノンです。」
う、ううん・・・・・・。はっ!私・・・・・・寝てた?ノンって・・・・・・。私は座ると、
「やっほ~。ノンッチ!」
と言った。
「やっほ~。みーちゃん。」
とノンッチ。(以下略。)詳しく見たい方は↓
「えっと、今からどうする?」
と私が言うと、ノンッチは
「他にも人がいるし・・・・・・。」
「「話しかけてみよう!」」
と私とノンッチの声が重なった。
「すみませ~ん。」
と私が言った後、ノンッチが、
「む、むーま!」
と叫んだ。むーま?っ!
「むーま、なんでここにいるんだよ!霊感無い人にも視えるようになっているじゃない!」
と私が怒った口調で言うと、むーまは
「おうおう。みあんじゃねーか。元気にしていて嬉しいのう。霊としてのランクが上がったんだ。」
ゆったりした口調で言った。ノンさんが遠慮がちに言った。
「あのぅ・・・・・・。むーまとみーちゃんってどんな関係なの?」
と。
「家族。むーまは私のお父さん。」
と私が答えると、ノンッチは
「そうなんだ~。」
と言った。
「俺様、お前のお父さんになった記憶はね~。」
「こんなお父さん、持ったことないわ。」
「みあん、悪ふざけはいい加減にしろ。」
とむーまとお姉ちゃんとシオンに怒られてしまった。
「は~い。」
と私。ノンッチは
「嘘だったんだね~。まあ、むーまは幽霊だし。みーちゃんは人間だから、違うよね?」
と言った。・・・・・・。へ?私はノンッチに聞こえないようにむーまと話した。
「ちょっとむーま。どういうこと?ノンッチに幽霊ってこと、バレてるじゃん。」
「お前のせいだろ。みあんが幽霊が視えるようになる食べ物をノンに渡すからだろ。」
とむーま。あ~。やっちゃった。テヘ♡
「どうしたの?みーちゃん。」
とノンッチ。
「なんでもないよ。それより、これ食べてくれない?幽霊の視える食べ物。」
と私は言って食べ物を渡した。そしたら、ノンッチは驚いたように目を開いた。
「他にも、幽霊が二人⁉」
そうだ。雄と玲がいた。
「雄、玲・・・・・・。あんたたちどこ行ってたの?それと、三人に忠告しとくね。クルルには気を付けなさい。」
と私。ノンッチはよくわからなそうだったけど、何も言わないでくれた。
「他の人もいるんじゃない?話しかけに行こう!」
とノンッチが話題をかえて言った。
「そうだね。行こう!」