虎に翼 あと4週…

撮影終了したそうです。
見ている（だけの）私まで感無量…

連続テレビ小説「虎に翼」クランクアップのご報告

一視聴者として、こんなふうにリアルタイムで「併走している」感を味わわせてもらったドラマは初めてです。話題になり、注目を浴びたがゆえに、今までの制作メソッド（という言い方をしていいのかどうかもわかりませんが）の範囲を超えたところでのプレッシャーも、もしかすると「初めてのこと」が多かったのではないかと想像します。

そんななか、コンセプトの芯もブレることなく、スタッフも演者も最大限に伸びやかに、ときには画面のこちらにいる私（私たち）を笑わせたり、ほろりとさせたり、ぐっと腹に力をこめたくなったり、さまざまな思い、感覚や刺激を疑似体験させてもらえました。エンターテインメントにここまでのことができる、果てしない可能性がある、と思えたことは、戦前と戦後から地続きであるいまの日本を生きている私にとって、かけがえのない希望です。

撮影終了とはいえ、制作の仕事はここから最終話まで、あらためてこれからが本番かもしれない、と想像します。最後まで全力で応援します。