新解釈・三國志にハマらなかった話。

福田雄一監督作品は『銀魂』、『銀魂2 起きては破るためにある』と『今日から俺は‼︎劇場版』を鑑賞済み。銀魂はある程度追いかけていたから楽しめたし『今日から俺は‼︎劇場版』についてはドラマは見たことなかったけどなんとなく楽しめた。
でもこの作品『新解釈・三國志』にはハマらなかった。
なぜだろうと考えたところ、笑いの取り方が数パターンしかないからだと私の中で結論づいた。
まず、決め台詞的なシーンにおいて荘厳な音楽でたっぷりと間を使ってからの無音にしてボソッとボケる。
次に何を言っているかわからないくらいの大声を出す。
最後にあえてサムい事を言うスベり笑い。
ただこの3パターンの繰り返し。本当にこの3パターンしかないのだ。
しっかりとしたストーリーがあり、それに添えるような形で上記の笑いが足されているのであれば納得できるがストーリーについても史実を少し解釈を変えてただ追いかけているだけで知っている人にとっては退屈だし、知らない人からすれば3パターンを全面に押し出しているせいで理解しづらい。

アクションシーンについてもしょぼさを誤魔化したいのか、カメラブレブレで何をやっているのかわからない。後半は夜になりさらにわかりづらい。

有名人を使って2時間近くただ悪ふざけをしているだけとしか言いようがない。それで満足する人もいるとは思いますが私は映画館に行って2000円近い金を払ってまで見たいかと言われるとそうは思わなかったですね。

福田雄一監督作品をそんなに数多く見ていないので他の作品はそんなことはないのかもしれない。
見てみたら考えも変わるんでしょうかね。

以上！ありがとうございました！！